最近、昼食や夕食の後に、どうしようもなく強い眠気に襲われることは増えていませんか?

「午後の仕事や家事に集中できない…」とお悩みの方も多いかもしれません。
実は、その食後の眠気が、あなたの『腰痛』の隠れた原因かもしれないと言われたら驚かれますか?
「食事と腰が痛いのになんの関係があるの?」と思うかもしれませんが、その鍵を握っているのが【血糖値スパイク】なのです。
【血糖値スパイク】とは、食事で摂取した糖質(ご飯やパン、麺類、甘いものなど)によって血糖値が急激に上昇し、今度はその数値を下げるために「インスリン」というホルモンが大量に分泌され、血糖値が急降下する現象のことを言います。
急激に血糖値が下がると、人間の身体は動物的な防衛本能から「エネルギー不足の危険状態だ!」と察知して省エネモードに入ります。
これが、食後に襲ってくる眠気やだるさの正体です。
そして、この血糖値の乱高下を起こすと、「副腎(ふくじん)」と呼ばれる臓器に多大な負担がかかります。

急降下した血糖値を引き上げるためのホルモンを出そうと副腎が疲労困憊になると、今度は「内臓体性反射」という防御反応が働きます。
その結果、疲弊した内臓を守ろうとして、背中や腰の表面の筋肉、さらには筋膜までがガチガチに硬くなり、結果的に『腰痛』につながってしまうのです。
それでは、血糖値スパイクを起こさず、腰痛を予防するための対策を3つご紹介します!
1.糖質の量を少なくする
今の食事で食後に眠くなるのであれば、あなたにとって糖質量が多いサインの可能性があります。ご飯の量を少し減らし、その分、身体の修復材料となるタンパク質やビタミン、ミネラルを増やす意識を持ってみましょう。2.食べる順番を変える
空腹時にいきなり炭水化物を食べると血糖値は急上昇しやすくなります。まずは食物繊維(野菜・きのこ)、次にタンパク質(肉・魚・卵など)、そして出来るだけ最後に炭水化物を食べるように順番を変えるだけでも、吸収が緩やかになります。3.自律神経を整える
普段から自律神経を整えることで、血糖値を調整するホルモンが適切に分泌されやすくなります。深い呼吸や十分な睡眠、日々の身体のケアで過度な緊張を緩めることが大切です。
なかなか改善しない慢性的な腰痛は、外側の筋肉や骨格の問題だけでなく、こうした「食事」や「内臓の疲れ」が引き金になっていることも少なくありません。
日々のちょっとした習慣を見直すことで、食後のパフォーマンスが上がり、腰の負担もスッと軽くなっていきます。
まずは今日の食事から、ぜひ意識してみてくださいね(^_^)v
KMS西宮鍼灸整骨院 副院長 荻野




