【腰痛、頭痛】改善しない頭痛や腰痛、腸内環境も関係しているかもしれません

頭痛・腰痛と腸内環境の関係病院で検査を受けても大きな異常は見つからないのに、頭痛や腰痛、身体のだるさがなかなか改善しない……。

このようなお悩みはありませんか?

頭痛や腰痛というと、首や肩、腰の筋肉や骨格に原因があると考えがちです。しかし、身体の状態を詳しく確認していくと、患部だけでなく「お腹の硬さ」や「腸内環境」が関係しているケースもあります。

今回は、一般的に「リーキーガット」と呼ばれる腸の状態と、全身の不調との関係についてお話しします(^^)/

「リーキーガット」とは?

リーキーガットとは、腸の粘膜を守るバリア機能が低下し、本来は腸内にとどまる物質が体内へ入りやすくなった状態を表す言葉です。

日本語では「腸漏れ」と表現されることもありますが、実際に腸に大きな穴が開くという意味ではありません。

本来、腸の粘膜には、食べ物から必要な栄養を取り込みながら、細菌や有害な物質が体内へ入り込むのを防ぐ役割があります。いわば、身体を守る「防波堤」のような存在です。

しかし、食生活の乱れやストレス、睡眠不足などが重なると、腸内環境や腸のバリア機能が乱れる可能性があります。

その結果、身体の中で炎症反応が起こりやすくなり、疲れやすさやお腹の不調など、さまざまな症状に関係することがあると考えられています。

※リーキーガットは一般的に使われている呼び方であり、頭痛や腰痛の原因がすべて腸にあるというわけではありません。

腸の状態が頭痛や腰痛に関係するのはなぜ?

当院に腰痛や姿勢のお悩みで来院される方を確認すると、お腹の筋肉がうまく働いていなかったり、腹部が強く緊張していたりすることがあります。

お腹の奥には、腰椎と太ももの骨をつなぐ「腸腰筋」という筋肉があります。

腸腰筋は、足を上げるだけでなく、姿勢の維持や骨盤の安定にも関係する重要な筋肉です。

食生活の乱れや胃腸の不調が続くと、呼吸が浅くなったり、お腹に力を入れにくくなったりすることがあります。その結果、腹圧が十分に働かず、腸腰筋や腰まわりの筋肉に負担が集中する可能性があります。

また、体幹が安定しにくくなると、身体はバランスを取るために顔を前へ出した姿勢になりやすくなります。

その状態が長く続くことで、首や肩の筋肉が緊張し、頭痛につながるケースもあります。腸と腸腰筋・姿勢の位置関係

つまり、腸内環境が頭痛や腰痛を直接引き起こすというよりも、

  • 胃腸の不調

  • 呼吸の浅さ

  • 腹圧の低下

  • 姿勢の崩れ

  • 筋肉への負担

といった複数の問題が連鎖し、症状に関係している可能性があるのです。

当院でよくみられるケース

腰痛を訴えて来院された方の身体を確認すると、腰の筋肉だけでなく、腹部や股関節まわりにも強い緊張がみられることがあります。

このような場合、痛みのある腰だけを施術するのではなく、お腹の緊張や呼吸、骨盤、股関節の動きまで確認します。

身体の状態に合わせて腹部や股関節まわりへ施術を行い、呼吸や腹圧が使いやすい状態に整えることで、腰を動かしたときの痛みが軽減するケースがあります。

ただし、施術による変化や痛みの原因には個人差があります。すべての症状が腸へのアプローチで改善するわけではないため、一人ひとりの身体を詳しく評価することが大切です。

腸内環境を乱しやすい生活習慣

腸の状態は、日々の食事や生活習慣の影響を受けます。

特に注意したいのが、次のような習慣です。

  • 睡眠不足が続いている

  • 精神的なストレスが強い

  • 甘いお菓子や清涼飲料水をよく摂る

  • 菓子パンや麺類だけで食事を済ませることが多い

  • 揚げ物や加工食品を頻繁に食べる

  • アルコールの量が多い

  • 野菜、海藻、豆類をあまり食べない

小麦や乳製品など、特定の食品がすべての方に悪いわけではありません。自己判断で極端に食品を制限するのではなく、まずは食事の偏りを整えることから始めましょう。

今日からできる腸内環境の整え方

まずは、腸に負担をかけている可能性のある習慣を一つずつ減らしてみましょう。腸内環境を整える食事と生活習慣

例えば、

  • 甘い飲み物を水やお茶に変える

  • お菓子や菓子パンを食べる回数を減らす

  • 野菜、海藻、きのこ、豆類を食事に加える

  • 納豆や味噌などの発酵食品を取り入れる

  • よく噛んで食べる

  • 睡眠時間を確保する

といった方法がおすすめです。

急に完璧な食生活を目指す必要はありません。

「昼食に野菜のおかずを一品加える」「毎日飲んでいるジュースを週に数回減らす」など、無理なく続けられることから始めてみてください。

KMS西宮鍼灸整骨院の取り組み

当院では、痛みのある場所だけを揉んだり、骨格を調整したりするだけではありません。

姿勢や関節の動き、呼吸、腹圧、お腹の緊張など、身体全体の状態を確認しています。

必要に応じて、普段の食事内容や睡眠、生活習慣についてもお聞きし、一人ひとりの状態に合わせた栄養面のアドバイスを行っています。

長引く頭痛や腰痛には、筋肉や関節だけでなく、日々の食事や生活習慣が関係していることもあります。

「マッサージを受けても、すぐ元に戻ってしまう」
「どこに行っても原因がよく分からない」
「腰痛と一緒に、お腹の不調や疲れやすさも感じている」

このようなお悩みがある方は、一度ご相談ください。

施術と生活習慣の両面から、皆さんがより良い状態で毎日を過ごせるようサポートいたします(^^♪

これからも、身体や栄養について役立つ情報をさまざまな角度から発信していきます!

KMS西宮鍼灸整骨院 副院長 荻野