
不意な動作やスポーツ中に起こる「肉離れ」
一度起こしてしまうと日常動作に支障が出やすく、復帰までに時間がかかるのが辛いところです。
「少しでも早く治して元の生活やスポーツに戻りたい」と考えたとき、患部の安静(アイシングや固定)と同じくらい重要なのが「食事・栄養による内側からのケア」です。
傷ついた筋組織を効率よく修復するために、毎日の食事で意識すべきポイントを解説します。
回復を劇的に早める!積極的に摂りたい2大栄養素
肉離れは、筋肉の繊維が断裂・損傷した状態です。
組織の再建をスムーズに進めるため、以下の2つの栄養素をセットで意識的に摂取しましょう。
1. タンパク質(筋肉を修復するダイレクトな材料)
タンパク質は、筋肉や筋膜を作り直すための最も重要な「建築材料」です。不足すると修復スピードが著しく低下し、治りが遅くなる原因になります。
毎食しっかり取り入れましょう。
おすすめ食材: 鶏むね肉・ささみ、牛や豚の赤身肉、魚介類、卵、大豆製品(豆腐・納豆)
2. ビタミンC(コラーゲン合成と炎症の抑制)
ビタミンCは、筋肉や腱の強度を保つ「コラーゲン」の合成を強力にサポートします。
タンパク質と一緒に摂ることで修復効率が大幅にアップします。
また、抗酸化作用により患部の炎症を抑える役割も果たします。
おすすめ食材: パプリカ、ブロッコリー、キウイフルーツ、いちご、柑橘類
治りが遅くなる!?回復期に控えるべき2つの食べ物
早期回復を目指すうえでは、「何を食べるか」と同じくらい「何を控えるか」が重要になります。
以下の食べ物は、患部への血流を悪化させ、修復を遅らせる可能性があるため注意が必要です。
過剰な糖質(甘いお菓子、清涼飲料水など)
糖分を摂りすぎると血液がドロドロになり、血流が悪化します。筋肉の修復に必要な栄養や酸素は血液によって運ばれるため、血流の低下は回復速度の低下に直結します。脂っこい食事(揚げ物・質の悪い油)
酸化した油や飽和脂肪酸の多い食事は、体内で炎症反応を強めてしまうおそれがあります。
また、血行不良を引き起こす原因にもなるため、回復期は脂身の少ない食事を心がけましょう。
まとめ:栄養と血流を意識して早期復帰を目指そう!
肉離れをいち早く治す秘訣は、「タンパク質+ビタミンC」で修復材料をたっぷり補給し、「糖質・油」を控えて血流をサラサラに保つことです。
外側からのケアと並行して日々の食事を少し工夫するだけで、復帰までの期間や筋肉の戻り具合は大きく変わります。適切な栄養補給で、万全な状態での復帰を目指しましょう!
KMS西宮鍼灸整骨院 院長 津田
この記事の監修者
![]() | 影山 大造 柔道整復師の専門学校入学と同時に整骨院で臨床を開始。 【資格】 【SNS】 |





