スポーツで肩を痛めた時の秘密兵器「マイクロカレント」|腱板損傷編

今回のブログは、
「自分の体験を通して、ケガからどのように早期回復を目指したのか」
についてお話ししていきます。

テーマは、
スポーツで肩を痛めた時の秘密兵器「マイクロカレント」
です。

スポーツ中に肩を痛めてしまうと、

「大会までに間に合うかな?」
「このままプレーを続けても大丈夫かな?」
「腕が上がらなくなったらどうしよう」

と不安になりますよね。

今回は、私自身が過去にバレーボールで肩を痛めた経験をもとに、回復をサポートしてくれたマイクロカレントについてお伝えします。


スポーツで肩を痛めた時に使ったもの

いきなりですが、スポーツなどで肩を痛めた時に、早期回復をサポートしてくれたものがあります。

それが、

マイクロカレント

です。

マイクロカレントとは、日本語では微弱電流とも呼ばれます。

名前の通り、体ではほとんど感じないほどの弱い電流を流す機械です。

「電気」と聞くと、ピリピリするイメージを持たれる方もいるかもしれませんが、マイクロカレントは刺激を感じにくいのが特徴です。

痛めた組織の修復をサポートする目的で、スポーツ現場や治療の現場でも使われることがあります。


マイクロカレントが回復をサポートする仕組み

では、なぜマイクロカレントがケガの回復サポートに使われるのでしょうか。

簡単に流れをお伝えすると、

  1. 痛めた部分に、体ではほとんど感じない微弱電流を流す

  2. 細胞内のミトコンドリアの働きをサポートする

  3. ATPというエネルギー産生に関わる物質の生成を助ける

  4. 傷ついた組織の修復をサポートする

というイメージです。イクロカレントによる細胞修復の流れ

人間の体には、もともと生体電流と呼ばれる非常に弱い電気の流れがあります。

また、ケガをした時には、その部分を修復するために損傷電流と呼ばれる微弱な電流が流れると考えられています。

マイクロカレントは、この体が本来持っている回復の仕組みをサポートする目的で使用します。

そのため、強い刺激で筋肉を動かす電気治療とは少し違い、痛めた組織の修復を助けるようなイメージになります。


私自身が肩を痛めた体験

ここからは、私自身の体験談です。

バレーボールで肩を痛めた瞬間約10年前、私はバレーボールをしている時に肩を痛めたことがあります。

その時は、久しぶりに本格的に体を動かす機会があり、つい楽しくなってしまい、普段以上にスパイクやサーブを繰り返していました。

最初は少し肩に違和感がある程度でした。

しかし、プレーを続けているうちに、スパイクを打つ瞬間やサーブで腕を振り抜く時に、肩に鋭い痛みが出るようになってきました。

特に印象に残っているのは、強くスパイクを打とうとした瞬間です。

肩の奥でブチッとしたような感覚があり、その直後から明らかに肩に力が入りにくくなりました。

その場では痛みがありながらも、軽くなら腕を動かすことはできていました。

しかし、帰宅後から徐々に痛みが強くなり、その日の夜には腕がだんだん上がらなくなってきました。

肩を痛めた経験がある方なら分かると思いますが、腕が上がらない状態になると、日常生活でもかなり不安になります。

着替え、髪を洗う動作、棚の上の物を取る動作など、普段何気なくしていることが一気に大変になります。

特にバレーボールのように、腕を大きく振るスポーツでは、肩に痛みがあるだけでプレーの感覚も大きく変わってしまいます。

「このままスパイクが打てなくなったらどうしよう」
「また思い切りサーブを打てるようになるのか」

そんな不安もありました。


実際に行ったマイクロカレントの使い方

その時に活用したのが、マイクロカレントでした。

特に役立ったのが、携帯用のマイクロカレントです。

院内だけで使用するのではなく、自宅でも仕事中でも使えるタイプのものです。

私の場合は、仕事中も寝ている時も、できる限り長い時間マイクロカレントを流すようにしていました。

イメージとしては、日中だけではなく、夜間も体の修復作業をサポートしてくれるような感覚です。

痛めた部分に対して、体ではほとんど感じないほどの微弱電流を流し続けることで、回復のための働きをサポートしていく。

まさに、体の中で修復作業をしてくれる「秘密兵器」のような存在でした。

もちろん、状態や症状によって使い方は変わります。

貼る位置や使用時間は、痛めた場所や症状の程度に合わせて判断することが大切です。


回復までの実感

私の場合、痛めた初日の夜には腕が上がりにくい状態になりました。

そこからマイクロカレントを活用しながらケアを続けたところ、3日ほどで腕はある程度まで上がるようになりました。

そして、2週間ほどで生活レベルではほとんど問題なくなり、約1か月半ほどで、最初と同じように筋力を発揮できる感覚まで戻ってきました。

あくまでも個人の体験にはなりますが、体感としては、通常よりもかなり早く回復をサポートしてくれたように感じています。

ただし、マイクロカレントだけで全てが解決するわけではありません。

肩の状態を確認し、必要に応じて施術やリハビリ、動作の修正を組み合わせることが大切です。


肩のケガで大切なこと

肩を痛めた時に大切なのは、無理に動かし続けないことです。

特に、スポーツ中に肩を痛めた場合、

  • 腕が上がらない

  • 夜に痛みが強くなる

  • 力が入りにくい

  • 動かすと引っかかる感じがある

  • 痛めた瞬間にブチッとした感覚があった

  • スパイクやサーブで痛みが出る

このような症状がある場合は、腱板損傷などの可能性も考えられます。

そのため、自己判断で無理に練習を続けるのではなく、早めに体の状態を確認することが大切です。

状態によっては、整形外科での検査が必要になるケースもあります。


大会前・試合前のケガにも活用できます

当院では、院内でのマイクロカレント治療はもちろん、携帯用のマイクロカレントもご用意しています。

学生さんであれば、

「最後の大会に間に合わせたい」
「数週間後の試合に出場したい」
「できるだけ早く練習に復帰したい」

といったケースがあります。

一般の方でも、

「旅行までに何とかしたい」
「仕事で腕を使うので早く動かせるようにしたい」
「日常生活に支障が出ないようにしたい」

ということがあります。

そのような時に、施術とあわせてマイクロカレントを使うことで、回復をサポートできる場合があります。


当院では携帯用マイクロカレントの貸し出しも行っています

「携帯用のマイクロカレントなんて持っていない」

そう思われた方も、ご安心ください。

当院では、患者さんの状態に合わせて、携帯用マイクロカレントの貸し出しも行っています。

院内での施術だけでは、どうしても時間に限りがあります。

しかし、携帯用のマイクロカレントを活用することで、自宅や仕事中など、院外でもケアを継続しやすくなります。

特に、できるだけ早く回復を目指したい方にとっては、心強いサポートになります。

※使用できるかどうかは、症状や状態を確認したうえで判断いたします。


まとめ

今回は、
スポーツで肩を痛めた時の秘密兵器「マイクロカレント」
についてお話ししました。

マイクロカレントは、体ではほとんど感じない微弱電流を使い、痛めた組織の修復をサポートする目的で使用します。

私自身も、過去にバレーボールで肩を痛めた時に活用し、回復の大きな助けになったと感じています。

肩の痛みは、放っておくと長引くこともあります。

特にスポーツで肩を痛めた場合や、腱板損傷が疑われるような症状がある場合は、早めに状態を確認することが大切です。

大会前、試合前、旅行前など、
「できるだけ早く動けるようにしたい」
という方は、施術とあわせてマイクロカレントの活用もご相談ください。

あくまでも個人の感想であり、効果を保証するものではありませんが、状態に合わせて適切に使うことで、早期回復をサポートできる可能性があります。

肩の痛みやスポーツでのケガについて気になることがあれば、いつでもご相談ください。

KMS西宮鍼灸整骨院 副院長 荻野 裕士