踵を叩けば叩くほど、パフォーマンスアップ??②

今回のブログは

前回の続きになります。

 

それでは、踵を叩くと

まず皮膚感覚に刺激が入ります。

 

ここで【重心位置】が関係してきます。

 

以前のブログで、【重心の位置】は

内くるぶし直下に落とすのが理想

ですよとお話しました。

足の正しい重心位置とは?②

足の正しい重心位置とは?①

ということは、皮膚感覚に刺激が入ることで

叩かれた所を意識しやすくなります。

 

その結果

立位の時に【重心の位置】で理想とされる

【身体の中心線】の近くに【重心線】が通るので

踵(ウナ)に乗りやすくなります。

 

 

そのため、アウターマッスルの活動が抑制されて

中心線に近いインナーマッスルが優位になり

楽な感覚で立っている感覚になるのです。

 

例 1本の柱を、柱に密着して支えるのか

少し離れたところから支えるのかの違いです。

 

また、踵を叩くことで

「筋肉」・「腱」・「関節」の内部にある

センサーにも刺激が入るので

深部感覚の感度が良くなります。

 

それにより、身体や四肢の位置が分かる(位置覚)

関節の角度や向きにどうなっているか(運動覚)

筋肉のどこを使っているのか(抵抗覚)

またそれを保持するのに必要な筋力が分かる(重量覚)

などが活性化されます。

 

そのため、立位時に正しい位置に

重心が乗せれるだけでなく

体の深部の感覚までもが研ぎ澄まされるのです!!

 

実際に、お相撲さんの四股も

踵を地面に叩きつけることで

実は深部感覚を高めて重心位置を

整えているのではと考えています。

 

 

また日本代表ウェイトリフターのタンク村上選手

こと村上英士朗選手も重量挙げをする前に

必ず踵で足踏みをしています。

 

おそらく深部感覚を高めて、効率よく身体が使える

【重心位置】に整えることで、高重量のおもりが

上がりやすくなるのではと考えています。

 

この様に、踵を叩くことで

様々なメリットを得られることを

トップアスリートは感覚的に理解して

自然と習得していたのかも知れませんね。

(ここはご本人に聞いてみたいですね(^^)/)

 

という事で、今回は踵を叩けば叩くほど

深部感覚が高まり、パフォーマンスがアップしますよ

と言うお話でした。

 

はい、今回はここまで(^_-)-☆

 

【次回ブログは】

『変形性股関節症』は、なぜ女性の方が多いの??①』

についてお伝えしますね。!(^^)!

 

当院では、治療だけでなく

【重心位置】についても指導する事が

あります。

 

なぜなら

「足底筋膜炎」や「ふくらはぎの痛み・はり感」などは

重心位置による問題が大きいからです。

※足底筋膜の図

 

というのも、つま先重心になっていると

常にふくらはぎや足底に牽引ストレスが

かかって症状の原因になるからです。

 

(※西宮市内でも、施術だけではなく、多角的に

考えて治療している整骨院は少ないと思います(^^)/)

 

という事で

これからも様々な角度から

皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!

 

感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)

          

        影山鍼灸整骨院 院長 影山大造