腰痛はセンサーの興奮を抑えよう!②

前回のブログで

腰痛などの痛みのある症状に対しての

『痛みのメカニズム』についてのお話でした。

 

 

今回は、腰痛などの痛みのある症状に対して

どのように『施術』していくかとお話します。

 

当院では

腰痛などの痛みのある症状に対して

関節調整と言われる施術を行います。

 

と言うのも、関節調整とは

痛みを感じているセンサーの働きを

抑えることが出来るからです。

 

そもそも関節調整とは

関節1つずつを調整していくことが

由来になります。

 

 

では、どのようにしてセンサーの働きを

抑えていくかと言うと、センサー(ポリモーダル受容器など)

興奮する背景には、必ずと言っていいほど

骨格(関節)の歪みがあります。

 

この骨格(関節)の歪み

各関節一つずつ丁寧に触診して

確認していきます。

 

そして、問題のある関節に対して

優しい刺激で、関節に圧縮をかけたり

引き離したりします。

 

そうすることで

関節が正しい位置に戻ると

筋肉の緊張もおさまります。

(※ここでの筋緊張は位置がずれてた事での緊張)

 

さらに

痛みを感じるセンサーの興奮も徐々におさまり

センサーの興奮により起きていた【筋肉の緊張】や

【自律神経の興奮】もおさまってきます。

(※ここでの筋緊張はセンサーの興奮での緊張)

 

その結果、痛みを感じる事が

少なくなっていくというメカニズムです。

 

ただ、長年の慢性腰痛は

急性のぎっくり腰などより複雑で

これだけでは上手く改善はしません。

 

 

どうしても長い期間

痛みなどの症状を感じていると

筋肉・筋膜・靭帯の短縮や癒着

皮膚の柔軟性の低下などが

出てくるからです。

 

これらの症状に対しては

関節調整だけでは対応できません。

 

なので、筋肉や靱帯・皮膚に対しては

揉んだり、摘まんだり、引っ張たりして

対応していきます。

 

そうする事で

長年の慢性腰痛であっても

症状が変化していくのです。

 

という事で

腰痛には、痛みを感じるセンサーの働きを

抑える事が重要ですよと言うお話でした。

 

はい、今回はここまで(^_-)-☆

 

【次回ブログは】

『乳酸菌サプリは○○と■■が重要!!①』

についてお伝えしますね。!(^^)!

 

当院の施術では

押したり、揉んだりするだけでなく

擦ったり、叩いたり、摘まんだり

色々な手技を行います。

 

これは

日本古来よりある【あん摩マッサージ】

中国で言う【推拿】に当たります。

 

スポーツにおいても歴史あるもの

「相撲」や「古武術」などは非常に奥が深く

これは手技療法においても、同様の事が言えます。

 

昔の先人たちが気付き上げてくれたものを

練習し続けると、そういう事だったのかと

気付くことが最近、多くあります。

 

昔のものは

あまり理論づけて残っているものは

少ないのですが、武道で言う型も非常に

意味があるのではないでしょうか?

 

 

もちろん

歴史ある東洋医学的な視点だけでなく

最新の西洋医学的も取り入れながら

施術を組み立てる必要はあります。

 

(※西宮市内で、食事・栄養指導

力を入れている整骨院になります(^^)/)

 

という事で、これからも

皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!

 

感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)

          

        影山鍼灸整骨院 院長 影山大造