マラソンのシーズンになりましたが、
大会前に月間走行距離を増やして、
膝や足に不安を抱えていませんか?
この時期に多くなるランナー障害の1つに
【アキレス腱炎】があります。
今回はアキレス腱炎による痛みの考え方と
解決策について、お話します。
まず、アキレス腱炎とは、長時間のランニング
などにより、アキレス腱に繰り返しのストレスが
かかることで、アキレス腱の炎症、また神経を
刺激して痛みが起きている状態になります。
そして、一般的にはアキレス腱炎の改善方法
として、ふくらはぎ・足底のストレッチでケアを
している方がほとんどです。
しかしながら、実際ふくらはぎ・足底の
ストレッチで良くなることは、ほとんど
ありません。
というのも、アキレス腱炎とは、
仙骨神経叢からでる坐骨神経領域に出る痛みに
なるため、坐骨神経領域である足底やふくらはぎ
を緩めると確かに痛みは軽減されます。
しかし、坐骨神経の出所である腰椎・仙骨付近
では、坐骨神経が出ている仙骨神経叢と下肢の
前面などに出ている大腿神経などの腰神経叢
は吻合しています。
(引用 視覚解剖学 Visual Anatomy visual-anatomy-data.net)
そのため、坐骨神経ライン上に問題が減っても、
腰神経叢で引っ張っていると坐骨神経ライン上
で痛みが出てしまうのです。
そして、実際にアキレス腱炎患者さんを多くみて
きましたが、共通して言える事は、仙骨神経叢から
出る坐骨神経だけでなく、腰神経叢の枝である
大腿神経、閉鎖神経などが何らかの影響により
絞扼されいます。
その結果、坐骨神経が強く引っ張られて、
アキレス腱に痛みが出ていることが
ほとんどです。
そのため、症状が軽い人はファーストステップで
ある坐骨神経領域へのセルフケアでOKです。
ただなかなか良くならない人は、
セカンドステップである腰神経叢から出ている
神経へのセルフケアも必須になります。
そうすることで、なかなか良くならない
アキレス腱炎が改善していくのです。
それでは、腰神経叢でも具体的にどこに
どのようなアプローチをすれば良いのかを
お伝えします。
それは・・・
はい、少し長くなってきたので
今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『なかなか良くならないアキレス腱炎の
解決策とは?②(マラソンランナー必見)』
についてお伝えします。 (^^)
〈最後に・・・〉
現在は、インターネットの普及により症状の
改善方法を検索すると多くの情報を得ること
が出来ます。
ただ、誤った情報や偏った情報も、
検索すると上位に出てくるため、知識が無ければ、
正しい判断が出来ないため、取り組んでも良く
ならない、かえって症状が悪化したという事も
よくあります。
ですので、治療院や病院に通われている方は
信頼できる先生に確認してから、取り組むことを
おススメしています。
もし身近にいらっしゃらない方は、
是非、当院のブログやHPを参考にして
いただければ幸いです。
当院は、施術だけでなく、
【あなたの健康のトレーナー】も目指している
西宮市内でも唯一の整骨院になります。
現在、『院』・『個人』インスタでも
セルフケアなどの健康情報を発信していますので
是非チェックしてみて下さい。
という事で、これからも皆さんに様々な角度から
お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)
KMS西宮鍼灸整骨院 代表 影山大造
※アキレス腱炎の治療方針・考え方はこちらに
書いていますので是非チェックしてください。