今回は、パフォーマンスアップシリーズ
太極拳に学ぶ【身体操作の知恵】になります。
最近、みぞおちを抜く・柔らかくという表現を
よく聞く様になりましたが、実際にどうなっている
状態ですかと、よく質問を受けます。
このヒントが、太極拳の教えにあったのです。
それが『含胸抜背(がんきょうばっぱい)』と
言われる教えになります。
言葉が難しくて余計にわからない、全く意味が分からない、
と言わずに最後まで読んで下さいね。
これは「胸を柔らかくして、懐を深くする」
という事になります。
そして、この考えは太極拳だけでなく、
あらゆるスポーツにおいても重要になるのです。
特に、対人スポーツではよりイメージしやすいので
みていきましょう。
例えば、サッカーやバスケの一対一で
マッチアップした時に、なんとなく相手を抜きにくい
と感じた経験があると思います。
これは相手の懐が深く、飛び込んで仕掛けても
抜ける感じがしない状態です。
(http://attackingdefense-football.blog.jp/archives/1023749967.htmlより)
また、野球でピッチャーが、バッターに対して投げ
にくいと感じた経験がある方もいると思います。
これも相手の懐が深く、何を投げても吸い込まれ
る、打たれるのではと言う感覚の状態です。
※大谷選手のバッティング時
これらに共通しているのは、相手が『含胸抜背』の
状態にあり、無駄な力みが無く、隙が無い状態に
あるのです。
そのため、こちらの身体操作が相手より勝らな
ければ、おそらく高い確率で勝負に負けてしま
います。
それでは、具体的にどの様な状態なのか、
次は感覚的にではなく解剖学的にお話をしていきます。
と言いたい所ですが、少し長くなりそうなので
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『太極拳に学ぶ身体操作とは・・・【含胸抜背】②』
についてお伝えしますね。! (^^)!
※下記の動画は、【含胸抜背】の意識で行うと効果的ですよ。(^^♪
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