皆さんは、自宅や職場でスリッパを履いていませんか?
実は、普段何気なく履いているスリッパが歩き方に影響し、膝への負担につながっている可能性があります。
スリッパは靴と違って、かかとが固定されていません。そのため歩くときに脱げないよう、無意識に足指や足首に力を入れたり、足を身体の前に出すような歩き方になったりすることがあります。
こうした歩き方が続くと、すねの前にある前脛骨筋や、太ももの前にある大腿四頭筋などに必要以上に力が入りやすくなります。

太ももの筋肉と「膝のお皿」の関係
大腿四頭筋は、膝のお皿(膝蓋骨)を介してすねの骨につながっています。
そのため、大腿四頭筋に強く力が入った状態では、膝のお皿と太ももの骨の間にかかる圧力も大きくなります。
もちろん、スリッパを履いているだけで変形性膝関節症になるわけではありません。
しかし、履物によって歩き方が崩れ、膝に負担のかかる動作を毎日繰り返していると、膝の痛みや違和感につながる可能性があります。
大切なのは「何を履くか」と「どう歩くか」
寒くなると、自宅や職場でスリッパを使う機会も増えてきます。
スリッパを使用する場合は、
足に合ったサイズを選ぶ
脱げやすいものを避ける
できれば、かかとが安定する室内履きを選ぶ
といったことを意識してみてください。

そして、履物以上に大切なのが普段の歩き方です。
「歩くと膝が痛い」
「靴の減り方が左右で違う」
「すぐに太ももの前が疲れる」
このような方は、歩き方そのものに問題が隠れている可能性があります。
当院では、身体の状態を確認したうえで、歩き方や身体の使い方についてもアドバイスを行っています。
膝の痛みや歩き方について気になることがあれば、いつでもお気軽にセラピストへご相談くださいね。
KMS西宮鍼灸整骨院 副院長 荻野




