皆さんは、「ぎっくり腰」などの急な強い腰の痛みを経験したことはありますか?
突然腰に強い痛みが出ると、
「少しでも早く痛みを抑えたい」
「早く仕事や日常生活に戻りたい」
と思いますよね。
ぎっくり腰のような急な痛みがある時は、施術や安静の取り方も大切ですが、実は食事の内容も回復に関係してくることがあります。
なぜなら、食べ物の中には体の炎症反応を助長しやすいものがあるからです。
もちろん、食べ物だけでぎっくり腰が治るわけではありません。
しかし、痛みが強い時期に炎症を助長しやすい食事が続くと、痛みがなかなか落ち着きにくかったり、回復に時間がかかってしまうことがあります。
今回は、ぎっくり腰などの急な痛みがある時に、できるだけ控えたい食べ物についてお伝えします。
ぎっくり腰の時は「炎症」を長引かせないことが大切
ぎっくり腰のような急な痛みが出ている時、体の中では炎症反応が起きていることがあります。
炎症は、傷ついた組織を修復するために必要な反応でもあります。
ただし、その炎症が強くなりすぎたり、長引いたりすると、痛みがなかなか落ち着かない原因になることがあります。
そのため、痛みが強い時期は、炎症を助長しやすい食べ物をできるだけ減らすことが大切です。
① 砂糖や精製された炭水化物
まず控えたいのが、砂糖や精製された炭水化物です。
たとえば、
清涼飲料水
スポーツドリンク
エナジードリンク
菓子パン
お菓子
ラーメン
パスタ
白いパン
などです。
特に、甘い飲み物は無意識に多くの糖分を摂ってしまいやすい食品です。
スポーツドリンクやエナジードリンクは体に良さそうなイメージがありますが、糖分が多く含まれているものもあります。
痛みが強い時期に糖質の多い食事や飲み物が続くと、血糖値の乱れや体への負担につながり、回復の妨げになることがあります。
② 揚げ物や加工食品に多い油
次に気を付けたいのが、揚げ物や加工食品に多く使われる油です。
たとえば、
揚げ物
ポテトチップス
市販のカレー
マヨネーズ
ドレッシング
スナック菓子
ファストフード
などです。
油そのものがすべて悪いわけではありません。
ただし、揚げ物や加工食品が続くと、脂質のバランスが崩れやすくなり、体に余計な負担がかかりやすくなります。
ぎっくり腰で痛みが強い時期は、できるだけ「揚げる」よりも、
焼く
蒸す
煮る
といった調理方法を選ぶのがおすすめです。
③ トランス脂肪酸を含む食品
トランス脂肪酸は、マーガリン、ショートニング、菓子パン、洋菓子、揚げ物などに含まれることがあります。
普段から少量を気にしすぎる必要はありませんが、痛みが強い時期にこういった食品が続くのは避けたいところです。
特に、
菓子パン
ドーナツ
クッキー
スナック菓子
ファストフード
などをよく食べる方は、痛みが落ち着くまでは少し控えてみてください。
④ アルコール
ぎっくり腰などの急な痛みがある時は、アルコールも控えたいものの一つです。
アルコールは肝臓に負担をかけたり、睡眠の質を下げたりすることがあります。
体が回復するためには、栄養だけでなく睡眠の質もとても大切です。
「痛いから少し飲んで寝よう」
と思う方もいるかもしれませんが、痛みが強い時期こそ、体の回復を優先して控えるのがおすすめです。
ビール、焼酎、ワイン、日本酒など、種類に関係なく、痛みが落ち着くまでは控えめにしておきましょう。
⑤ 小麦製品・乳製品が合わない方もいる
小麦に含まれるグルテン、乳製品に含まれるカゼインは、体質によって合う・合わないがあります。
すべての人に悪いわけではありません。
ただし、
パンを食べるとお腹が張りやすい
ラーメンやパスタの後に体が重い
乳製品でお腹の調子が悪くなりやすい
慢性的に胃腸の不調がある
という方は、痛みが強い時期だけでも少し控えてみるのも一つの方法です。
例としては、
ラーメン
パスタ
パン
チーズ
牛乳
お菓子
などです。
胃腸に負担がかかると、体の回復に必要な栄養の吸収にも影響しやすくなります。
普段からお腹の調子が気になる方は、一度食事内容を見直してみましょう。
⑥ 加工肉
ハム、ベーコン、ソーセージなどの加工肉も、痛みが強い時期は食べすぎに注意したい食品です。
手軽で便利な食品ですが、塩分や添加物が多く含まれるものもあります。
食べる場合は量を控えめにし、できれば、
魚
卵
鶏肉
豆腐
納豆
など、シンプルなたんぱく源を選ぶのがおすすめです。
大切なのは「良いものを足す前に、負担になるものを減らす」こと
ここまで見ると、
「普段よく食べているものばかりだな」
と思った方も多いかもしれません。
もちろん、これらを一生食べてはいけないということではありません。
大切なのは、ぎっくり腰などで痛みが強い時期に、炎症を助長しやすい食事が続かないようにすることです。
いくら体に良いものを食べても、同時に体に負担をかける食事が多ければ、回復の邪魔になってしまいます。
まずは、マイナスになる要素を減らすこと。
その上で、回復をサポートする食べ物を足していくことが大切です。
まとめ
ぎっくり腰などの急な強い痛みがある時は、施術や体の使い方だけでなく、食事も回復に関わってきます。
特に痛みが強い時期は、
甘い飲み物
お菓子
菓子パン
揚げ物
加工食品
アルコール
加工肉
などを控えめにして、体に余計な負担をかけないことが大切です。
まずは、回復の邪魔になりやすいものを減らすことから始めてみてください。
次回は、反対にぎっくり腰の時に積極的に摂りたい食べ物についてお伝えします。
ぎっくり腰でお悩みの方へ
ぎっくり腰は、痛みが強い時ほど不安になりますよね。
当院では、ぎっくり腰や寝違いなどの急な痛みに対して、施術だけでなく、体の状態に合わせた食事・栄養のアドバイスも行っています。
「早く痛みを落ち着かせたい」
「仕事やスポーツに早く復帰したい」
「何を気を付ければいいのか分からない」
という方は、お気軽にご相談ください。
ただし、
足に強いしびれや力の入りにくさがある
排尿・排便に異常がある
発熱を伴う
転倒や事故の後から強い痛みが出た
痛みがどんどん強くなっている
このような場合は、早めに医療機関へ相談してください。
KMS西宮鍼灸整骨院では、皆さまの体が少しでも早く良い状態に戻るよう、施術と生活面の両方からサポートしていきます。
感想やお体のことで気になることがあれば、いつでもメッセージをお待ちしております。
KMS西宮鍼灸整骨院 副院長 荻野




