PMSを改善する方法⑤(後編 体質タイプ別の食事と習慣ケア)

前回のブログでは、

『前編 タイプ別の食事と習慣ケア』 

についてお話しました。

 

今回は、残りの

『後編 

タイプ別の食事と習慣ケア』

について解説していきます。

 

【タイプ③:冷え循環不良型

=瘀血型+陽虚 or 気滞血瘀型

症状・・・手足の冷え・むくみ・抑うつ・眠気

冷えを感じている女性のイラスト

 

 

 

 

 

 

 

●食事で意識すべきポイント

冷たいものや生ものは極力避け

体を温める調理法

(煮込み・蒸し料理)を基本に。

 

香味野菜温性食材を積極的に取り入れて、

巡りを促進し、血を補う意識も必要です。

 

●おすすめ食材

鶏肉、羊肉、黒ごま、くるみ、にら、

生姜、ねぎ、レバー、味噌汁、ほうれん草など。

 

温性・補血の食材を中心に構成します。

 

●避けたい/注意点

生野菜、冷えた果物、刺身、冷奴、

ジュース類、白砂糖などの冷やす食品

は避けましょう。

 

鉄不足や低体温傾向が

強まる場合があります。

 

●おすすめの栄養

ビタミンE(末梢循環)、鉄、ビタミンB12、

L-カルニチン、ユビキノール(CoQ10)

などが、冷えや血流改善に寄与します。

 

鉄不足が隠れているケースも多いため、

定期的なチェックも推奨です。

 

●生活習慣のポイント

朝は白湯を飲み、軽いストレッチや散歩

熱産生を促します。

 

日中の座りすぎ締め付ける服

血流を妨げるため注意。

 

足湯腹巻きなども冷え改善に有効です。

 

【タイプ④:腸内環境型=脾虚湿困型

症状・・・便通異常・膨満感・肌荒れ・ガス発酵

 

腸内環境のイラスト

 

 

 

 

 

 

 

●食事で意識すべきポイント

発酵や膨満感が出やすいため、小食を意識し、

腹7分目+消化にやさしい調理法

を心がけましょう。

 

水溶性食物繊維を中心に、

腸内の有害物質を吸着・排出する食材

使うことがポイントです。

 

●おすすめ食材

かぶ、にんじん、大根、やまいも、長芋、白米、

お粥、昆布、わかめ、かぼちゃ、

無糖ヨーグルト(体に合う場合)など。

 

●避けたい/注意点

雑穀米、豆類、FODMAP食品

(にんにく、玉ねぎ、納豆、キムチ)、

乳製品(体質に合わない場合)

発酵やガスを引き起こす可能性があるため、

反応を見ながら調整が必要です。

 

●おすすめの栄養

グルタミン(腸粘膜修復)、サッカロミセス

ビフィズス菌などの整腸菌、消化酵素(膵外分泌補助)、

マグネシウム(排便促進)などが有効です。

 

腸の炎症が強い場合はビタミンA・D

の補給も検討されます。

 

●生活習慣のポイント

朝の排便リズムを整えるためには、

起床後の白湯軽い動きが有効です。

 

過度な間食や夜間の甘い物は腸内発酵

を悪化させるので、夜は特に注意。

 

ストレスや睡眠不足も腸に大きく影響します。

 

ストレスを感じている女性のイラスト

 

 

 

 

 

 

 

今回はここまで(^_-)-☆

 

【次回ブログは】

『⑥PMSをやわらげる体の整え方

について‎お伝えしますね。 (^^)‎

 

〈最後に・・・〉

上記の分類ですが、PMSを

西洋医学的だけでなく東洋医学的な見方

併せた

ハイブリッド型アプローチになります。

私の考えは、西洋医学的なことを東洋医学的にも

言い換えれますし、逆もしかりです。

 

当院では西洋医学だけでなく東洋医学的にも

アプローチする西宮市内でも数少ない整骨院に

なります。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

     KMS西宮鍼灸整骨院 代表 影山大造