PMSを改善する方法①(PMSの基礎とホルモンバランス)

今回は、

来院される患者様の主訴以外での

お悩みで多い

『PMS=月経前症候群』

についての

内容になります。

PMSのイラスト

 

 

 

 

 

まずPMSの原因とは

エストロゲン過剰

vs プロゲステロン不足

が起きていると言う事です。

 

とその前に、

PMSの具体的な症状について

確認していきましょう。

 

PMSには、

情緒の不安定、イライラ、過食、

乳房の張り、眠気、倦怠感、

むくみ、集中力の低下など、

心と体の両面にわたる

多彩な症状が現れます。

 

これらの症状は、

生理が始まる直前の

「黄体期(排卵後から

月経まで)」に悪化することが多い

のが特徴です。

 

では、なぜこの時期に多いか

というと、

女性ホルモンのバランスが

大きく変化するためです。

 

というのも、

排卵後の女性の体内では

「プロゲステロン

(黄体ホルモン)」

が分泌され、

エストロゲンとのバランスが

保たれることで、

心と体の安定がもたらされます。

女性ホルモンのグラフ

 

 

 

 

 

 

ところが現代女性は、

ストレス、睡眠不足、

過度のダイエットや栄養不足

などの影響で、

プロゲステロンの分泌が

十分に行われない

傾向があります。

 

その結果、

相対的に

エストロゲンが優位な状態

(=エストロゲンドミナンス)

が生じてしまうのです。

 

たとえば

「情緒不安定」「イライラ」

「過食」などの

精神的な症状は、

脳内の神経伝達物質

(セロトニンやGABA)

プロゲステロンが

十分に働きかけられないとで

生じると考えられています。

 

また「乳房の張り」

「むくみ」「眠気」「倦怠感」といった

身体的な不調は、

エストロゲン過剰によって

体内の水分代謝や

血糖バランス、自律神経に

負担がかかっている

状態とも言えます。

 

さらに・・・

 

はい、少し長くなって

きたので、今回はここまで(^_-)-☆

 

【次回ブログは】

『エストロゲン過剰の

問題や背景について

‎お伝えしますね。 (^^)‎

 

〈最後に・・・〉

私も業界歴が20年を超えましたが、

20年前と比べてPMSで悩んでいる方が

明らかに増えました。

(※20年前はPMSという言葉はありませんが、生理痛として)

 

これは、

コロナでの自粛期間や部活動も含め

運動する機会が

減っていることなど

時代の変化も大きく関係しています。

 

当院では治療はもちろん

運動などの体を動かすことの楽しさも

お伝えしています。

 

実際に身体操作について

指導してくれる整骨院は

西宮市内でも数少ないと思います。

 

長らく代表ブログはお休みしていましたが

今後は『個人』インスタも少しずつ発信して

いきますので、是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     KMS西宮鍼灸整骨院 代表 影山大造