当院のウェイトトレーニングへの考え方②

前回、ウエイトトレーニングは

センターマッスルを優位にして行う

理由をお話しました。

 

今回は、アウターマッスル優位でも

特定の条件なら大きなメリットが得られる

方法について詳しく解説していきます。

 

それは、『高重量でウエイトトレーニングを

すること』です。

 

高重量でのウエイトトレーニング

 

というのも、重量が重くなればなるほど、

筋肉の総動員数を増やす必要があり、特に

身体の中心である腰周辺は安定させなけ

れば、決して重いものは持ち上がりません。

 

そのため、高重量でウエイトトレーニングを

していると、自然と腹圧が高めることができる

ようになるため、体幹部が強くなるのです。

 

この腹圧を高めるというのは、

インナーマッスルでも特にセンターマッスルと

言われる筋肉が使えていなければ高めること

が出来ないのです。

 

筋肉で言うと、腹横筋、横隔膜、骨盤底筋群、

多裂筋になり、体幹部を構成しています。

 

腹圧を構成する筋肉

 

そのため、アウターマッスル優位でウエイトを

行っても高重量であれば、これらの筋肉も鍛えら

れるので、腹圧が高まり体幹部が安定して、

パフォーマンスがアップするのです。

 

ただし、トップアスリートが同じようにウエイト

をする場合、センターマッスルの腹横筋が優位に

なるので、筋膜のつながりから腸腰筋、内転筋、

ハムスト、前鋸筋へと波及していきます。

 

一般の方の場合、センターマッスルが働いても

アウターマッスルの腹直筋がより優位になるので、

筋膜のつながりから大腿四頭筋、前脛骨筋、大胸

筋、僧帽筋へと波及していきます。

 

そのため、ある程度のレベルまでは、

上記の使い方で結果は出せますが、より全国・プロ

レベルになると、間違いなくセンターマッスルの

優位度が高くなり、すぐに天井がきてしまいます。

 

そして世界レベルになると、これが上から下まで

常にセンターマッスルが優位になっているのです。

 

様々なスポーツをしている人

 

ですので、自分がどのレベルを目指すのかで

より意識レベルを上げる必要があるのです。

 

それでは最後は、一番番良くないウエイト

トレーニング方法についてです。

 

それは・・・

少し長くなってきたので

今回はここまで(^_-)-☆

 

【次回ブログは】

『当院のウェイトトレーニングへの考え方③

‎についてお伝えします。 (^^)‎

 

〈最後に・・・〉

私自身、もともとウエイトトレーニングが

大好きでした。

 

なんといっても達成感や満足感は

半端なく感じれるからです。

 

ただ、ウエイトトレーニングをやっている

だけではパフォーマンスが上がるどころか

本当に下がったからです。

 

しかし、センターマッスルの理論を理解してから

ウエイトトレーニングを行うと、パフォーマンス

アップにつながったのです。

 

おそらくトップアスリートは、ウエイトトレーニング

をしながらも、いろいろな事を意識していくなかで

センターマッスルの感覚が自然と入ってくるのだと

思います。

 

同じことをしていても、きっと感じている情報や

感覚が桁違いに凄いのでしょう。

 

当院は、トップアスリートの研究結果から

一般の方にも活かせる身体操作を指導している

西宮市内でも唯一の整骨院‎に‎なります。

 

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     KMS西宮鍼灸整骨院 代表 影山大造