当院のウェイトトレーニングへの考え方①

現在、スポーツ界において、

パフォーマンスアップ目的のための

ウエイトトレーニングには賛否両論

あります。

 

先日もスポーツをしている学生から、

ウエィトトレーニングについて質問を

受けました。

 

 

「ウエィトトレーニングをすると体が重くなり、

かえって走りにくくなるのですが、どうしたら

良いですか?」といった内容です。

 

過去にも似たような質問を頻繁にされます。

 

当院の答えとしては、

「センターマッスルを優位に出来る範囲で

ウエィトトレーニングを行うこと」と伝えて

います。

 

というのも、多くの方がウエィトトレーニングを

するとアウターマッスル優位で行ってしまうから

です。

 

それでは、なぜアウターマッスルが優位で

ウエイトトレーニングをすると問題があるのか、

アウターマッスルとインナーマッスルの特徴を

比較しながら解説していきます。

 

 

まず、アウターマッスルの特徴として、

体の表面にある大きい筋肉になります。

 

メリットは、関節を動かすのに適しており、

瞬間的なパワーは発揮しやすくなります。

 

デメリットとしては、持久力やバランス能力は低く

突発的な動きに弱くなります。

 

そのため、強い力は発揮できますが、

細かい動きは出来ないといった特徴が

あります。

 

筋肉で言うと、大腿四頭筋、腹直筋、大胸筋など

になるので、発達すると外見からもわかります。

 

逆にインナーマッスルであるセンターマッスルの

特徴としては、体の深層にある比較的小さい筋肉

になります。

 

メリットは、持久力・バランス能力は高く、

関節を安定させるのに適しています。

 

デメリットとしては、瞬間的に大きな力を発揮する

ことができないため、力は弱くなります。

 

そのため、強い力は発揮できませんが、

細かい動きに対応が出来るといった

特徴があります。

 

筋肉で言うと、腸腰筋、腹横筋、前鋸筋などに

なるので、発達していても外見からでは一見

わかりにくいです。

 

腸腰筋などの筋肉の図

 

上記からわかるように、アウターマッスル優位で

ウエイトトレーニングを行うと、パワーや外見が

美しい筋肉は手に入りますが、スポーツで求め

られる繊細で素早い動きが出来なくなるので、

パフォーマンス低下につながるのです。

 

ただ、アウターマッスル優位のウエイト

トレーニングでも高重量で行うことで得られる

大きなメリットがあります。

 

それは・・・

 

少し長くなってきたので

今回はここまで(^_-)-☆

 

【次回ブログは】

『当院のウェイトトレーニングへの考え方②

‎についてお伝えします。 (^^)‎

 

〈最後に・・・〉

当院にも、ウエイトトレーニングの

マシンがあります。(※ホグレルマシン)

 

ただ、一般的なジムマシンとは違い、

可動域・柔軟性に特化したマシンになります。

 

そのため、重りはあるのですが、

低負荷でしか行いません。

 

また、低負荷で行うことで、トレーニング時に

余裕があるためセンターマッスルを意識する

ことが出来ます。

 

その結果、可動域・柔軟性がアップするだけでなく

【身体の軸】が形成され、パフォーマンスアップに

つながるのです。

 

当院は、トレーニングだけでなく症状の改善に

おいても、センターマッスルが重要だと考えて

いる西宮市内でも唯一の整骨院‎に‎なります。

 

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     KMS西宮鍼灸整骨院 代表 影山大造