前回、お腹のどのあたりの硬さなのか、
また対処法について内科的な視点で
お話しました。
今回は、外科的な視点でお話していきます。
それでは、外科的な視点でアプローチするなら、
下垂タイプは腹圧を高めて内臓を持ち上げる
ことを徹底します。
いろいろ方法はありますが、ヨガで言うなら
ダウンドッグのポーズ、でんぐり返しのポーズ、
難易度は高くなりますが倒立系です。
(引用 yogageneration www.yoga-gene.com)
これらを行う時に、内臓を持ち上げる
意識で行います。
倒立は、壁倒立や三点倒立でキープすれば、
簡単に重力を利用できるのでおススメです。
また、硬くなっている所に対しては、
マッサージガンやこん棒(気功棒)などで
圧迫する方法があります。
ただ最初に直接圧迫すると腸の状態が
良くない人は、かなり痛みを感じます。
その時は、お腹の横側から腸をえぐり
持ち上げるようにして、刺激を与えて
いきます。
イメージとしては、腸が周辺の腹膜と癒着
しているので、中で動かないために無理やり
動かしてストレッチをかける感じです。
特に、右腸骨上縁の際をマッサージガンで
攻めると、内臓の反射点があるため、腸が
動くのがわかりますよ。
ここまでをまとめると、腰痛で悩んでいる方は、
腰の筋肉だけでなく、拮抗するお腹側の筋肉まで
硬くなります。
そのため、まず自分のお腹の硬さがどこにあるかを
チェックしてください。
そして、場所がわかると
その奥にある臓器の影響を少なからず
受けていますので、下垂しているなら持ち上げて
硬くなっているなら緩めていきます。
なかなか自分で、どの臓器、筋肉が硬くなっている
のかが分からない場合は信頼できるセラピストさん
にチェックしてもらってください。
最初はフォローしてもらいながらでも、
チェックしていると、だんだん自身でもある程度は
わかるようになり対処できてきますよ。
という事で、今回は4回に渡って
腰痛患者さん=お腹の硬さ=腸内環境の乱れ
が成立しますよと言うお話でした。
はい、今回はここまで(^_-)-☆
※下記はおススメのマッサージガンになります。
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