最近、TVや本でも紹介されている『立甲』ですが、ご存じの方もいるのではないでしょうか?
今回は、『立甲』を習得することで
パフォーマンスがアップできますよと言った内容です。
そもそも『立甲』とは、字のごとく
肩甲骨が立っている状態のことです。
チーターなどの四足歩行動物が歩いている姿を見ると、
肩甲骨が立った状態になっていますよね。
動物たちはみな普通に出来ている事なんですね!!(^^)/
それでは、なぜ動物たちが出来ている
『立甲』を習得すると
パフォーマンスがアップするのか
その理由をお話します。
『立甲』をもう少し詳しく見ていくと
体表(胴体)から肩甲骨が離れて、
更には肩甲骨と上腕骨が一番適合している状態になります。(甲腕一致)
(※通常は、甲腕分離になっています!!)
もっと細かく言うと
肩甲棘と上腕骨が一直線になっている状態になります。
(いわゆるゼロポジションです)
という事は、受け皿である肩甲骨に、上腕骨がカポッとはまっている状態なので、
物理的にも安定します。
更に、
肩関節を外旋がしっかり効いた状態にする事で
構造的にも安定するので、
更にレベルアップした立甲になります。
(詳しくは別ブログで記載予定(+_+))
そして、力学的に考えても、
骨同士がフィットしているので
肩甲骨から上腕骨への
力の伝達がロスなく伝わります。
これらの3点から考えても、
パフォーマンスがアップする
十分な要素になりますよね。
実際の例をあげると、
トップアスリートでは、クライミングの楢崎選手、
テニスのナダル選手などが有名ですね。
個人的には、ラケットを持った状態で立甲して、
更にそこから強いショットが打てるナダル選手は、
本当にクオリティーが高すぎます。(+_+)
この使い方が出来ると、
野球など他の競技にも使えるイメージが
湧いてくると思います。
ただし、形だけ真似をしても、
かえってパフォーマンスが落ちることがあるので、
正しい理解をした方から学ぶことをおススメしています。
という事で、今回は
『立甲』を習得するとパフォーマンスがアップしますよ
というお話でした。
【次回ブログは】
『立甲』をする事で、パフォーマンスが落ちる場合についてです。
是非、楽しみにしていてくださいね!!(^_-)-☆
当院は、【治療】だけでなく症状が落ち着いてくると
【パフォーマンスアップ】についても指導していきます。
私達が、【パフォーマンスアップ】まで指導するのは、
治療だけだと再発するリスクが高いからです。
特にスポーツで考えると、再発を防ぐためには
動作改善まで導くことが必須だと考えています。
そして動作改善をするためには、
正しい身体操作の習得が必須になり
その一つに『立甲』があります。
ですので、当院では、治療だけでなく
身体操作まで指導しているんですよ!(^^)!
(※西宮市内でも、症状に対して身体操作まで
指導をする治療院は少ないと思います(^^)/)
これからも様々な角度から、
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造