今回は、水分補給がなぜ 『水』 でないとダメなの?
【パート②】です。
それでは早速、続きから見ていきましょう!!
③のアルコールには、体内で分解するにあたって、
毒性の高いアセドアルデヒドが生成されます。
以前は、「酒は百薬の長」と言われていましたが、
最近では「百害あって一利なし」とまで言われるようになっています。
アルコールを摂取すると
最初は血管が拡張して
血流が良くなります。
(食前酒が良いと言われるのは、この作用)
しかし、2~3時間ほどすると、
今度は、血管が収縮して
血液の流れが悪くなり、
体温も低下していきます。
(急性アルコール中毒で体が冷たくなるのが、この状態が酷くなった時)
更には、アルコールの分解過程において、
ビタミン・ミネラルが大量に消費してしまいます。
【アスリート】 や 【ボディービルダー】が、近年アルコールを控える傾向にあるのは、
上記によりトレーニングをしていても筋肉の合成が妨げられるからなんですよ。
④の水道水には、殺菌処理をする際に塩素を使うので、有害物質が含まれてしまいます。
有害物質の1つにトリハロメタンがあるのですが、
発がん性のリスクが指摘されています。
日本の水道水は、消毒が義務付けられています。
これにより水道水は
病原菌などに汚染されにくい衛生的な状態が維持されるのですが、
一方で発がん性が指摘されているトリハロメタンを生成します。
もちろん、水道水中のトリハロメタンは
健康に影響がない濃度となっていますが、
「安全な水」=「健康な水」
ではないので、注意が必要ですね。
という事で、2回に分けて、
水分補給でなぜ 『水』を選ぶべきなのか の理由を書いてきました。
他の飲料水を決して飲まないでと言うことではなく、
水分補給としてではなく【嗜好品】として考えてみてくださいと言う事です。
そして、それぞれの特徴を理解したうえで、
目的に応じて水分を選択・摂取できると良いですね!(^^)/
当院では、分子栄養学をベースに
患者様へのアドバイスもさせて頂いています。
(※西宮市内でも、分子栄養学の視点からも
症状を考えている治療院は少ないと思います(^^)/)
実際に、【腰痛患者】さんで、アルコールを毎晩飲まれている方が、
頻度・量を減らして、水分量を増やしてから
胸郭の硬さ(肋骨)が軽減して、症状もそれに伴い軽減、
そして治療効果が出やすくなるという事は良くあります!(^_-)-☆
これからも様々な角度から、
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。
【次回ブログは】
最強のリカバリーアイテム 『エプソムソルト』 についてをお伝えしますね。!(^^)!
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造