PMSを改善する方法⑦(ホルモンを整えるセルフ整体)

前回のブログでは、

『整体で読み解くPMSの体のサイン』

についてお伝えしました。

 

今回は

自宅で出来るセルフ整体

についてご紹介します。

どれも自宅ですぐに始めれるものなので、

是非チャレンジしてみて下さいね!

 

以下は、1日5分から始められる

セルフ整体になります。

 

1. 胸椎のストレッチ

(すべてのPMSタイプに有効)

 

猫のポーズのイラスト

 

 

 

 

 

 

ヨガでおなじみの四つ這いから行う

「猫のポーズ」や「ねじりのポーズ」は、

胸椎(背中の上〜中部)の可動性を高め

自律神経のバランスを整えるのに効果的です。

 

胸椎は交感神経が多く通るエリアであり、

ここが硬くなると呼吸が浅くなったり、

ストレスに過敏になりやすくなります。

 

胸椎を柔軟に保つことで、横隔膜の動きが

スムーズになり深い呼吸がしやすくなるため、

副交感神経が優位になり、ホルモンの分泌

リズムにも良い影響が期待できます。

 

朝の目覚めや夜のリラックスタイムに

1回3〜5分、背中をゆるめる時間を

取り入れてみましょう。

 

無理なく、気持ちよく動かすのが

続けるコツです。

 

2. みぞおちリリース

(副腎疲労タイプや肝うっ血タイプに有効)

 

鳩尾の解剖図

 

 

 

 

 

画像:https://news.infoseek.co.jp/article/anan_557928/

 

仰向けになり、みぞおち(胃の下あたり)に

指先を当て軽く押さえながら左右に

小さく揺らしていきます

 

この部分は横隔膜・副腎・肝臓

近接しており、ストレスや怒り、不安を抱えた

ときに緊張がたまりやすい場所です。

 

みぞおちの緊張をゆるめることで、

呼吸が深くなり、自律神経やホルモンの

切り替えがしやすくなります。

 

副腎疲労で気力が出ない方や、

肝のうっ滞によるイライラ・張り感が強い方

おすすめのセルフケアです。

 

3. 足裏アーチと重心のリセット

(冷えタイプや腸内環境タイプに有効)

 

ボールで足裏をマッサージするイラスト

 

 

 

 

 

 

 

ゴルフボール青竹などを使って

足裏を刺激しながら、足指を広げて地面を

しっかり踏む感覚を意識します。

 

足裏自律神経とつながる末梢神経が多く

刺激することで神経の流れがよくなり、正常に

働きやすくなります

 

さらに、足裏にはセンサー(機械受容器)が多く

存在し、姿勢や重心バランスを感知することで

骨盤の傾きも改善され、内臓の位置・血流・呼吸が

スムーズになり、ホルモン分泌のリズムにも

良い影響を与えます。

 

セルフケアは1日5分でもOK。

 

完璧を目指さず、「寝る前」や「仕事の合間」

など、自分のペースで習慣化していきましょう。

 

 

〈最後に・・・〉

当院では、自宅でのセルフケア

特に力を入れています。

 

それは、ご自身の体と向き合い、

ケアする習慣を持つことで、症状の改善

だけでなく「再発しにくい体づくり」にも

つながるからです。

 

西宮市内でも、セルフケアを重視し、

根本改善を目指す整骨院は多くありません。

 

だからこそ当院では、

“その場しのぎではないケア”を大切に、

日々の生活の中で取り入れやすい

アドバイスや実践法をお伝えしています。

 

今後も、皆さまの健康に役立つ情報や

セルフケアのヒントを、わかりやすく発信して

いきますので、ぜひ楽しみにしていて

下さいね!(^-^)

          

     KMS西宮鍼灸整骨院 代表 影山大造