ストレッチで筋肉が千切れそうな痛みがある方の対策③

前回、癒着が起きる原因について

詳しく解説してきました。

 

今回は、癒着の原因に対して

どの様に解決していくかをお伝えして

いきます。

 

それでは一つずつ解説していきます。

 

①不良姿勢からの癒着している場合、

仙腸関節・腰仙関節付近の関節・筋肉は

もちろん筋膜・皮膚も硬くなることが

あります。

 

そんな時は、背骨から仙骨の上の皮膚を

ギュッと摘まみ1分間ほど揺すります。

 

そうすることで、癒着が取れやすくなり、

前屈の可動域も少しアップするはずです。

 

前屈をしている人

 

②内臓下垂・炎症からの癒着している場合、

肝臓に負担がかかって肥大して脂肪肝になり

、近くにある横隔膜と密着して癒着することが

あります。

 

そんな時は、鳩尾から肋骨の裏側に手を入れて

横隔膜をほぐしていきます。

 

そうする事で、癒着が取れやすくなり、

右股関節の詰まりも軽減してくるはずです。

 

③オペ後の傷口での癒着している場合、

メスを入れた所の皮膚が硬くなることが

あります。

 

そんな時は、メスの切り口の皮膚を

持ち上げて揺すっていきます。

 

また、傷口だけでなく、その周囲の皮膚も

広範囲で硬くなっていることがあるので、強く擦る

、摘まむ、揺するを繰り返いしていると、周囲の

関節可動域がアップするはずです。

 

④偏った身体の使い方からの癒着している場合、

ハムストリングスの外側・内側が癒着する事が

あります。

 

そんな時は、、外側と内側の割れ目に指を

入れて左右をかき分けていきます。

 

また、ストレッチ姿勢で割れ目にマッサージガンを

入れることで、より癒着をはがすことができるので

、坐骨神経通や腰痛が軽減する事があります。

(※下記は参考動画になります。)

 
 
 
 
 
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⑤使っていない関節付近が癒着している場合、

普段から座っている事が多く、股関節が上手く

使えていないと、鼠径部が癒着する事があります。

 

そんな時は、鼠径部の大腿神経が通る場所の

皮膚を持ち上げて揺すっていきます。

 

また、マッサージガンで鼠径部を上下共に

大腿神経が通る所を狙って強めに当てて

いきます。

(※下記は参考動画になります。)

 
 
 
 
 
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以上が、癒着で多く見られるポイントと

解消法になります。

 

慣れるまでは少し難しいですが、効果は抜群に

あるので、是非チャレンジしてみて下さいね。

 

今回はここまで(^_-)-☆

 

〈最後に・・・〉

今回のテーマである癒着は

意外に自分では気付いていない場合が

ほとんどです。

 

というのも、普段から自分の身体と

しっかり向き合っていなければ、繊細に

身体の感覚に気付けないからです。

 

そうならないために、ストレッチやトレーニング

は出来るだけ「○○しながらストレッチ」になら

ない事をお勧めします。

 

そうする事で自身の身体の声が

少しずつ聴こえるようになってきますよ。

 

という事で、当院ではセルフケアの際には

自身の身体の声に意識を傾ける様に指導して

いる西宮市内でも数少ない整骨院になります。

 

もしセルフケアのレベルをもっと上げて

自身でも身体が調整できるようになりたい方は

是非、ご相談ください。

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

こちらも是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     KMS西宮鍼灸整骨院 代表 影山大造