前回のブログで、
『立甲』は肩甲骨と上腕骨がセットになる
【甲腕一致】で使えるように練習しましょうね
と言うお話でした。
今回は、更にもうワンランクアップした
『究極の立甲』についてのお話です。
(ブルースリーさんの映画「ドラゴンの道」より)
それでは、究極の立甲とは・・・
それは、【肩関節外旋方向への力】が必須である事です。
では何故、肩関節外旋の力が重要なのかは、
人間が進化する過程をさかのぼってみると
分かるんです!!
というのも、
人間は、魚類🐟→両生類🐸→爬虫類🦎→哺乳類🏃♂️の順に
進化を遂げてきました‼️
そして、人間は哺乳類になる前の機能が
いろいろと残っていると言われています。
その一つに、
爬虫類の頃の肩関節の安定機能(いわゆる前足)
があるんです。
爬虫類(トカゲなど)の歩き方をイメージして下さい。
肩関節が必ず外旋していますよね。
そうなんです、
トカゲなどの爬虫類は、肩関節が外旋方向で安定して
力が発揮しやすいのを知っていたんですね。
私たちも、野球やテニスのサーブなどのスポーツにおいても、
自然と外旋位でインパクトを迎えているのは、
感覚的に知っているからなんですね。
逆に私たちは、肩関節が外旋で使えていない時に
肩関節の負担が増えて
ケガをしているんです。
実際に、投球障害であれば、
肩関節の外旋から内旋の切り替わりが早くなってしまい
甲腕一致ではなく、やや内旋位でリリースを迎えて
痛めています。(+_+)
私たちがパフォーマンスアップを考えるとき
人類の進化の歴史をさかのぼって考えることで
多くのヒントが得ることが出来ます。
それが、チーターの様な四足動物が備え待つ『立甲』
トカゲなどの爬虫類が備え待つ『外旋の力』
これらを兼ね備えるだけでも、
私たち人間は動物のようにケガがなく、
効率の良い、身体の使い方が出来る要素になると言えるでしょう。
そして、初めて『究極の立甲』の扉が
開かれると私は考えています。
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『ストレッチ』を続けることで起きる弊害
になります。
是非、楽しみにしていてくださいね!!(^_-)-☆
当院では、『トレーニング』の指導をする時に、
どれだけ興味を持ってもらえるかを意識しています。
というのも、一般の患者さんが全員トレーニングが大好きでは
残念ながらないからです(+_+)
(当院は、スポーツをされていない腰痛、肩こりと言った方も来院されます!)
どのようなトレーニングも続けなければ
大きな効果は得られません!!
その為、どうすれば患者さんが
トレーニングに興味を持ってくれるか
様々な切り口で私たちは提案しています(^^)/
(※西宮市内でも、多種多様のトレーニングを
実演して指導する治療院は少ないと思います(^^)/)
これからも様々な角度から、
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造