足関節の捻挫はクセになる??②

前回、捻挫の程度は【重心感知能力】

決まりますよというお話でした。

 

今回は、重心感知に重要な【筋紡錘】の

4つの機能について詳しく解説していきます。

 

                                                       (引用 cramer japan www.cramer.co.jp)

 

【位置覚】とは

体の各部分の位置を把握する

 

【運動覚】とは

動いている時の加速度や方向を把握する

 

【抵抗覚】とは

体に加わる抵抗を把握する

 

【重量覚】とは

(自身の腕・脚なども含む)の重さを感知して、

力の入れ具合を把握して調整する

になります。

 

筋紡錘が作動して、これらが正常に働けば、

重心が崩れても早く感知して、修正することが

できるのです。

 

また、微細な重心の変化を感知することが

できるので、未然にバランスが崩れることを

防げます。

 

 

ただ、どの筋肉にも筋紡錘は存在するため、

「筋肉にある筋紡錘の感度を全体的に高めて

おけば、重心感知能力が高くなるのでは?」

という疑問が生まれます。

 

しかし、重心を素早く感知してコントロールする

には、センサーの感度を全体的に高めるだけでは

捻挫は防げません。

 

というのも、もし重心を感知するのに、

身体の外側にある筋肉(筋紡錘)しか機能して

いなければ、重心が大きく移動してからしか

感知できません。

 

しかし、身体の中心に近い内側の筋肉(筋紡錘)

なら、微細な重心の変化を素早く感知することが

出来ます。

 

 

そのため、重心感知能力を高めるためには、

身体の中心に近い筋肉(筋紡錘)を特に活性化

する必要があります。

 

それでは、外側の筋肉にある筋紡錘より

身体の中心に近い内側の筋肉にある筋紡錘を

活性化するにはどうすれば良いかと言いますと、

【身体が脱力していること】が重要になります。

 

筋紡錘は、筋肉が緊張していると、

上手く機能せず、逆に脱力して筋肉が緩んでいると、

感度が上がるという特徴があるからです。

 

ただ、脱力が大事だとわかっていても、

実際に行うのは難しいと考えている人が

ほとんどではないでしょうか?

 

脱力は、しようと思っても出来るものでは

ありません。

 

それでは、脱力するために

どうすれば良いかと言いますと・・・

 

少し長くなってきたので

今回はここまで(^_-)-☆

 

 

※全体的な【捻挫の施術計画・考え方】については

下のリンクに記載しています。

 

良かったらチェックしてみて下さい。(^^♪

肉離れ・捻挫

 

【次回ブログは】

『足関節の捻挫はクセになる??③

‎についてお伝えします。 (^^)‎

 

 

〈最後に・・・〉

実は、私自身が足関節捻挫を

何度も繰り返していました。(+_+)

 

当時は知識がなく、捻挫により靱帯が伸びて

足首が緩くなってることはメリット位に考えて

いました。

 

今思うと恥ずかし限りです。(‘_’)

 

そして、年齢を重ねる度に、捻挫の間接的な

後遺症に悩まされる様になりました。

 

ここでは書ききれないボリュームなので

また少しずつブログでも書いていきたいと

思います。

 

当院では、私自身が数多くのケガや不調に

悩まされてきた経験を活かして、そして克服した

過程を患者様にも伝えている西宮市内でも

数少ない整骨院‎に‎‎なります。 (^^)/)‎

 

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     影山鍼灸整骨院 代表 影山大造