今回は、【足首の捻挫】についてお話します。
(※以後、足関節捻挫と表記)
当院にも、足関節捻挫の患者さんが
多く来院されますが、よく患者さんから
同じ質問をされます。
それは、「捻挫はクセになるんですよね??」
と聞かれる事です。
答えは「使い方が変わらなければイエスです。」
と答えています。
というのも、足関節捻挫の決定的な原因は、
重心コントロールが上手く出来ていないからです。
どれだけ患部周辺のトレーニングなど
リハビリをしても重心コントロールが上手くなら
なければ、結局は身体の使い方が変わっていない
ので、再発リスクは高くなります。
そもそも足関節捻挫とは、バランスを崩した時に
起きますが、重心コントロールが出来ていると、
バランスを崩しても、体を元の姿勢に戻す方向に
力が働くため、足首にそれほど負担がかかりません。
しかし、重心コントロールが出来ていないと、
バランスを崩した時に戻す力が働かないため、
足首にそのまま体重が乗る形になります。
その結果、捻挫の程度も重くなり、酷い時には、
靭帯だけでなく骨折する事も多々あるのです。
それでは、重心コントロールの質を決める
決定的なスキルとは何かと言いますと、
答えは【重心感知能力】で決まります。
【重心感知能力】とは名前の通り、重心を感知する
能力になりますが、これを感知してくれるセンサー
が人間の身体には存在します。
それが、【筋紡錘】になります。
筋紡錘とは、筋肉内に存在する
センサーになります。
(引用 目黒外科 meguro-geka.jp)
そして、筋紡錘には、重心を感知するために
重要な4つの機能、【位置覚】・【運動覚】・
【抵抗覚】・【重量覚】があります。
それでは具体的に、どの様な機能なのか
一つずつ見ていきましょう。
と行きたいところですが・・・
少し長くなってきたので
今回はここまで(^_-)-☆
※全体的な【捻挫の施術計画・考え方】については
下のリンクに記載しています。
良かったらチェックしてみて下さい。(^^♪
【次回ブログは】
『足関節の捻挫はクセになる??②』
についてお伝えします。 (^^)
〈最後に・・・〉
今回のテーマである捻挫ですが
実際に多くの方が再発しています。
特にスポーツをしている方は、
リハビリでなかなか使い方まで指導される所が
少ない事も背景にあると考えています。
というのも、整形外科や一般的な治療院では
マイナスからゼロに向けてのリハビリを目的と
しているからです。
当院は、マイナスからゼロだけでなく、
ゼロからプラスの部分に対しても指導している
ため、それが使い方のクセの修正にもつながる
からです。
その結果、再発予防にもつながり、
ケガ前よりパフォーマンスがアップするのは
そのためです。
当院は、一般的なリハビリだけでなく、
その先のパフォーマンスアップまで指導できる
西宮市内でも数少ない整骨院になります。 (^^)/)
現在、『院』・『個人』インスタでも
セルフケアなどの健康情報を発信していますので
是非チェックしてみて下さい。
という事で、これからも皆さんに様々な角度から
お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 代表 影山大造