先日からブログで、
「腰痛改善のヒントは腸内環境にある?」
を4回に渡ってお伝えしました。
今回は、番外編としてトップアスリートの
お腹の状態や内臓の視点からお話します。
まず前回
腰痛患者さん=お腹の硬さ=腸内環境の乱れ
が成立するとお話しましたが、トップアスリート
にも成立する公式があります。
それは
トップアスリート=お腹の柔らかさ=内臓の強さ
になります。
というのも、トップアスリートは
臨床経験や研究結果から、間違いなくお腹が
柔らかく、胴回りの厚みもしっかりしています。
(水泳 マイケルフェルペス選手)
これは、トップアスリートは体幹が強いことから
説明ができます。(※ここでいう体幹は、狭義の体幹を指します。)
といのも、体幹の強さは、腸腰筋や腹横筋などが
発達しているかどうかだからです。
これらの筋肉がしっかり働ていると、
表面の腹直筋や背筋が過度な緊張が
ありません。
そのため、お腹の表面は柔らかいのですが、
深層の腹横筋が働いているので分厚い風船の
ように適度な弾力があります。
そうなると、内臓の過度な圧迫が起きていない
だけでなく、深部の血流は良くなるため、隣接して
いる内臓の働きも良くなるのです。
(引用 セルフケアラボ selfcare-lab.com)
その結果、食べたものがしっかりと吸収されて
いるので、体幹部がどっしりとしたアスリート
体型になるのです。
ですので、体幹が強いという事は、
言い換えれば内臓が強いと言えるのです。
また、別の視点からは、
トップアスリートは「軸」が発達している
事からも説明が出来ます。
というのも、軸は体の中心近くに感覚として存在
するのですが、この軸を形成している筋肉の一部
が腸腰筋や腹横筋になります。
という事は、腸腰筋や腹横筋などが発達している
という事は、軸がしっかり形成されているとも
言い換えれるのです。
そして、東洋医学の視点で考えても・・・
はい、少し長くなってきたので
今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『腰痛改善のヒントは腸内環境にある?』
番外編② についてお伝えします。 (^^)
〈最後に・・・〉
当院は、一見、腰痛や膝・股関節の痛みなどに
関係ないように思えるトップアスリートの身体の
使い方を治療に活かしています。
というのも、究極の身体操作のお手本が
トップアスリートにあるからです。
実際、トップアスリートを目指すのではなく
その正しい身体の状態を知ることが大事なのです。
どうしても、治療となると痛みを抑えることに
意識が行きがちです。
そうなると、痛みが治まっても結局はすぐに
戻るという事が起きてしますのです。
であれば、痛みが治まっても、その先の道を
知ることで、再発しない体、そして現状の自分
よりも、健康になることが出来るのです。
という事で、当院は、トップアスリートから
治療のヒントを考えている西宮市内でも数少ない
整骨院になります。 (^^)/)
現在、『院』・『個人』インスタでも、トレーニング・
セルフケアなどの健康情報を発信していますので
是非チェックしてみて下さい。
という事で、これからも皆さんに様々な角度から
お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 代表 影山大造