腰痛改善のヒントは腸内環境にある?③

前回、腸内環境の乱れが、なぜ【腰痛】に

つながるのかお話しました。

 

今回は、具体的にお腹のどの辺りが硬くなる

のか、また対処法について説明していきます。

 

それでは、お腹のどの辺りが

硬くなりやすいのかと言いますと、

①おへその周囲

②右の骨盤(上前腸骨棘)内ヘリ

③へそ下~左より骨盤内

に多く見られます。

 

 

まず、おへその周囲は、小腸に問題が

ある場合に硬くなります。

 

ただ、小腸だけの問題と、上にある胃・

十二指腸が下垂してくる事で小腸が圧迫

されて、働きが悪くなる事で問題が起きます。

 

次に、骨盤内ヘリは、大腸である上行結腸に

問題がある場合に硬くなります。

 

上行結腸は右側の腸骨横にありますが、

上の肝臓からの影響で圧迫されて、働きが

悪くなります。

 

また、上行結腸は唯一、鯉の滝登りのように

重力に逆らって上に上がっていかなければ

なりません。

 

そのため、負担がかかりやすく滞りやすい

場所でもあります。

 

最後の、へそ下~左より骨盤内は、

S状結腸に問題がある場合に硬くなります。

 

ここは、前述したように上からの内臓下垂が

原因で圧迫されるパターンと、S状というだけ

あって少し捻れいてる為、滞りやすい場所に

なります。

 

それでは、これらの対処法について

【内科的な視点】と【外科的な視点】で

お話します。

 

まず【内科的視点】でお話すると、

まず小腸と大腸は善玉菌の種類には

決定的な違いがあります。

 

というのも、善玉菌でも

・小腸は【乳酸菌】

・大腸は【ビフィズス菌】

がメインになります。

 

 

そのため、自分がどこが硬いかで摂取する

善玉菌の種類を変える事がベストになります。

 

ただ、年齢と共にビフィズス菌は少なくなってくる

と言われているので、40歳以降は腰痛に関係なく

ビフィズス菌は摂取することをおススメします。

 

ここでよく「ヨーグルト・ヤクルトは摂取しています

が大丈夫ですか?」的な質問をよく受けます。

 

その際、「それだけだと菌の総数、菌の種類

が少ないため、サプリで補充してください」と

お伝えしています。

 

 

また、炎症が起きているタイプは、

炎症を予防するために消化酵素(海外)

グルタミンDHA/EPAなどが有効です。

 

それでは、外科的なアプローチで

言いいますと・・・

 

少し長くなってきたので

今回はここまで(^_-)-☆

 

【次回ブログは】

『腰痛改善のヒントは腸内環境にある?④

‎についてお伝えします。 (^^)‎

 

 

〈最後に・・・〉

現在、日本全国には、腰痛で悩んでいる人は

3000万人いると推計されています。

 

実際、当院にもまだまだ多くの

腰痛患者さんが来院されます。

 

私自身も腰痛で悩まされてきましたが、

以前は整形外科的な視点(筋肉・関節・神経)でしか

腰痛を考えていませんでした。

 

そのため、実際に自身でいろいろと治療を

していましたが、整形外科的視点だけでは、

本当の意味では改善はしませんでした。

 

そこで、もっと背景を考えていった時に、

食事や栄養面など内科的、栄養学的視点が

関係している事がわかったのです。

 

当院では、西宮市内でも数少ない

腰痛の原因に内臓が関係していると

考えている整骨院‎に‎‎なります。 (^^)/)‎

 

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     影山鍼灸整骨院 代表 影山大造