中山きんに君と朝倉未来選手の動画から考えるトレーニング理論③

前回、ウエイトトレーニングの問題点に

ついてお話しました。

 

今回は、筋肉の総動員数を増やしながら

ウエィトトレーニングをするための方法に

ついて説明していきます。

 

それは、自重もしくは超軽量でウエイト

トレーニングを行います。

 

 

例えば、スクワットであればエアーで100キロ

を担いで行っている感覚で行います。

 

多くの方は自重や軽量でスクワットを行うと

アウターマッスルで行うために、回数も数十回

以上、かつ簡単に軽くできるはずです。

 

それを100キロ持っている感覚でやると、

インナーマッスルがしっかり働き、筋肉・関節に

繊細な感覚を感じながら行うため、

エアースクワットでも10回行えば、

かなりしんどいはずです。

 

個人的には、自重であればエアースクワット以外に

エアーデットリフト、腕立て伏せは、超おススメです。

 

 

そして、自重でしっかり感覚がわかる様になれば、

はじめて超軽量のウエイトを持って行い、徐々に

重さを上げていく事がポイントです。

 

逆に、いきなり超高重量で行う事で、総動員数を

増やす事も出来ますが、30歳以降は細胞レベルで

低下してくることもあり、ケガのリスクが増える為

おススメしません。

 

また、自重や超軽量ウエイトでも少しハードに

感じる方は、ジムにあるマシンでも大丈夫です。

 

ジムマシンであれば、体幹部が安定している

ため、意識するところが少なくて済み、負荷も

小さいことから、自身でコントロールしやすく

なるからです。

 

こういった形でトレーニングをすれば、変に力んで

アウターマッスルだけが働くという事はなくなり

ます。

 

また、競技における実戦練習も、本来は

素早く動くために、そして効率よく動くことを

意識するので、力みは抜けやすくなります。

 

 

しかし、間違ったウエイトトレーニングを

行っていると、実践練習をしても、その時の力む

クセが抜けず、インナーマッスルが働きにくく

なるのです。

 

話を戻しますが

今回、朝倉選手はウエイトトレーニングではなく

自重や実践練習のみトレーニングしてきたことで

無駄な力みなく、インナーマッスルがしっかり働い

ていたため、筋肉の総動員数が多かったと考えら

れます。

 

その結果、ウエイトトレーニング主体の

中山きんに君より長くぶら下がれたのでは

ないでしょうか。

 

一見、ぶら下がるという単純な動作ですが、

普通にウエイトトレーニングで重量を上げる

時の使い方とは少し違うのです。

 

いかにアウターマッスルをよる力みを抜いて

インナーマッスルを優位に出来ているかが

わかる対決だったのです。

 

いかがだったでしょうか?

 

どの様なトレーニングも、何を意識するかで

全く効果が変わってくるのです。

 

もしウエイトトレーニングが大好きな人は、

一度どうすれば楽に挙げれるかだけを考えて

行うと、新しい感覚に気付くかもしれませんよ。

 

上手くいった時には、おもりがふっと軽くなる

感覚が感じられます。

 

こればかりは、言葉を見聞きするよりも

実際に体験できると、納得できるので、

一度チャレンジしてみて下さい。

 

という事で、今回は

中山きんに君と朝倉未来選手のぶら下がり対決

から学ぶトレーニングの理論的なお話でした。(^^

 

(最後に・・・)

当院には、アスリートばかりでなく、一般の

患者様も多く来院されているため、より簡単に

インナーマッスルを働かせながらトレーニング

する感覚を習得してもらうために、【ホグレル】

というストレッチマシンを置いています。

 

ホグレルマシンは、可動域をアップするマシンと

考えている方がほとんどだと思います。

 

しかし、意識するところを変えるだけで、

インナーマッスルを優位に働かしてた状態で

可動域をアップさせることが出来るので、

よりパフォーマンスアップにつながるのです。

 

当院は、西宮市内でもホグレルマシンが全台

完備されている唯一の整骨院になりますので

近隣の方は、是非一度試してみて下さいね。

 

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     影山鍼灸整骨院 代表 影山大造