子供の頃に遊んでいた○○が運動能力を向上させる!!①

今回は、子供の頃に遊んでいた遊具が

実は運動能力の向上につながっていた

というお話です。

 

それでは、運動能力の向上につながる遊具

とは、ズバリ【一輪車】です。

 

皆さんも小学生の頃に、一度は遊んだことが

ある方も多いのではないでしょうか?

 

 

それでは、なぜ一輪車が運動能力の向上に

つながるかを解説していきます。

 

まず前提として、一輪車は自転車より不安定な

状態で操作しなければなりません。

 

そうなると体幹部が安定していないと上手く運転

する事が出来ません。

 

そのため、体幹で重要な「腹横筋」「横隔膜」

「骨盤底筋群」がある程度、機能していなければ

ならないのです。

 

次に、骨盤のポジションも重要になります。

 

これは骨盤が後傾していると骨盤が股関節を

被覆できる面積が小さくなるため、不安定に

なります。

 

そのため、骨盤を前傾して股関節を被覆する面積

大きくすることで安定させなければならないの

です。

 

そして、股関節~骨盤~脊柱までが繋がっていな

ければ、体幹部を安定させながら股関節を動かす

ことが出来ません。

 

そのため、股関節、骨盤、脊柱の全てに付着する

唯一の筋肉である「腸腰筋」が働いていることが

重要になります。

 

 

最後は、股関節を腸腰筋でしっかり骨盤に引き

込み、次に少し股を内転筋で閉めなければなり

ません。

 

内転筋が機能すると、内転筋からの筋膜の繋がり

で骨盤底筋群が働きやすくなるので、体幹部の底

が安定します。

 

また、骨盤底筋群と連動して働く横隔膜⇒腹横筋

も機能しやすくなり、体幹部の天井と周囲の壁も

安定します。

 

更には、横隔膜と腸腰筋は連結しているので、

横隔膜が働けば、腸腰筋も働きやすくなるの

です。

 

 

上記の様に、子供の頃に一輪車で遊でいると、

自然とトレーニングになっていた為、実は運動

能力の向上につながっていたのです。

 

大人になっても子供の頃の身体操作は覚えて

いる事が多く、いざ大人になって何かスポーツを

初めたとしても、子供の頃に一輪車で遊んで覚え

た身体操作がアドバンテージになるのです。

 

そのため、大人になって始めたスポーツも

それなりに楽しめている、もしくは競技力が高い

場合、努力だけでなく子供の頃の何気ない遊び

が、実は関係しているかも知れませんよ。

 

という事で、いかがだったでしょうか?

 

子供の頃に一輪車が得意だった方は、大人に

なってもその使い方が生きている事が多いです。

 

逆に苦手だった方や今は出来なくなっている方は、

一輪車を練習する、または乗っている感覚で、股関

節の引き込みなどの練習をすると、「なるほど!!」

という瞬間があるはずなので、トライしてみて

下さい。

 

はい、今回はここまで(^_-)-☆

 

まだまだ、パフォーマンスアップにつながる遊具が

ありますので、今後もシリーズでお伝えできればと

思います。

 

〈最後に・・・〉

当院では、来院された患者様だけでなく

その家族・周囲の方にまでアドバイスする事が

あります。

 

というのも、施術中に子供の運動能力について

悩んでいると父母の方に多く相談されているから

です。

 

そのため、会話の入り口は、自身のパフォーマンス

アップになりますが、その知識がご家族やお子様に

も活かせて、喜んでもらえないかと、私達セラピス

トは、いつも考えてお話しています。

 

治療に来られた際は、症状が落ち着いてきたら

自身のことだけでなく、周囲の方の相談も遠慮なく

して下さいね。

 

当院では、来院された方の周囲の方までが、より

健康で、そしてパフォーマンスアップまで導こうと

する西宮市内でも珍しい整骨院なります。(^^)/)

 

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     影山鍼灸整骨院 代表 影山大造