【スリッパ】を履くことでパフォーマンスが低下する??③

前回、スリッパの有無に関係なく、足が後方へ

動かないのかの原因についてお話しました。

 

今回は、足が後方に動かない原因に対しての

対策についてお話します。

 

それでは

①骨盤が後ろに傾いている場合の対策とは

骨盤が後ろに倒れる原因の多くは、ハムストリングス

や大殿筋など股関節後面の筋肉の硬さにより、骨盤

が後ろに引っ張られることにより起きます。

 

そのため、これらの筋肉をストレッチする事で、

骨盤を後ろに引っ張る力を弱めて、骨盤を起き

やすくします。

 

(引用 いぎあすてーしょん www.gurutto-mama-yokohama.com

 

②胸椎が後弯している場合の対策とは

胸椎が後弯している原因に、頭部前方偏位、

骨盤の前方偏位により起きます。

 

そのため、まずは土台である骨盤が前方偏位

する原因であるハムストリングスや大殿筋のスト

レッチ、そして正しい重心線が通る場所を指導し

ていく必要があります。

 

これは年配の方だけでなく筋力が落ちている若年層

にも多く見られる姿勢になります。

 

またキッチンでお皿を洗う時に、お腹をシンクに

付ける癖がある人は要注意です。

 

 

③足趾が曲がっている場合の対策とは

足趾が曲がっている原因に、単純に足趾の

硬さがあります。

 

そのため、足趾を引っ張る、回す、曲げるを

思っている以上にしっかり動かしてストレッチを

かけて下さい。

 

あとは、普段の靴を履いている時に足趾の感覚

を意識してみて下さい。

 

案外、靴の中で足趾が潰れているなんて事が

よくありますよ。

 

ただ、これらの対策も大事なのですが、そもそも

の身体意識・操作が間違っていると効果が出ま

せん。

 

多くの方にみられる誤った身体意識・操作とは、

歩行で足を運ぼうとしている事です。

 

歩行は、足を運ぶのではなく【体幹部】を運ぶ意識

にしなければ股関節は伸展方向には動かないの

です。

 

正しい身体意識・操作で歩き方が良くなると、

歩けば歩くほど身体が緩んでくるため、どんどん

歩きたくなります。

 

もしあなたが、最近歩きたくないなと感じている

なら、身体に負担のある歩き方になっている可能

性が高いですよ。

 

そんな時は、歩き方を見直してみるのと良いかも

しれませんね。

 

またスリッパに代わる履物としては、自宅では裸足

もしくはスリッポンタイプのスリッパ、職場ではシュ

ーズ、どうしても難しい場合は少しでもホールド力

が高いタイプのスリッパをおススメしています。

 

一般的には、一日平均6000~7000歩を歩くと

言われていますが、実際にスリッパだけで歩くわけ

ではありません。

 

しかし、何十パーセントかでも間違った動きをして

いると、スリッパを履いていない時の歩行まで影響

を受けます。

 

 

そして、スポーツ時のパフォーマンスに間違った身体

操作の影響が出てしますのです。

 

そのため、正しい歩き方が出来るシューズや

スリッパを普段から選ぶことが重要になります。

 

ということで、今回は3回に分けて、スリッパを

履いて歩いているとパフォーマンスが下がる

可能性がありますよというお話でした。

 

はい、今回はここまで(^_-)-☆

 

〈最後に・・・〉

当院では、施術中に自宅や職場での

履物の有無、そして種類を聞くことがあります。

 

というのも、スポーツに関係なく一般の方にも

足趾の変形や前脛骨筋などの特定の筋肉が緊張

している事がよくみられるからです。

 

そして、これらの原因に履物や歩き方が大きく

関係しているからです。

 

当院では、症状の原因はもちろん生活背景まで

考える事が施術には重要だと考えている西宮

市内でも珍しい整骨院なります。(^^)/)

 

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     影山鍼灸整骨院 代表 影山大造