【女性に多い】片頭痛の改善方法とは・・・

あなたは慢性的な頭痛に悩まされていませんか?

この慢性的な頭痛では、頭痛のおこるメカニズム

により【片頭痛】【緊張性頭痛】の大きく2タイプ

に分かれます。

 

今回は、【片頭痛】のより詳細なメカニズムと栄養

学から考えた改善方法についてです。

 

これらを理解する事で、自身で頭痛をコントロール

出来るようになってくださいね。

 

それでは、まず【片頭痛】の症状から説明します。

 

片頭痛とは、頭の片側に痛みが集中して、ズキズキ

と脈を打つような辛い痛みが続きます。

 

酷い時は、めまいや吐き気、また光や音などにも

過敏になる時もあります。

 

そして、原因は、頭の血管が異常に膨らむこと

(拡張)で神経を圧迫して起こります。

 

ここまでは、頭痛で悩んでいる方は知っている内容

だったのではないでしょうか?

 

ただ、どの様な要因で血管が拡張するのかを

答えれる方は少ないのではないでしょうか?

 

今回の重要なポイントはここからです。

 

それでは、「原因」になる「要因」はと言うと、

なんと【セロトニン】になります。

 

 

セロトニンは別名「幸せホルモン」とも言われおり

作用としては血管収縮、痛みの抑制、ストレスの

コントロールなどがあります。

 

そして、これらの作用が頭痛を引き起こす要因に

なるのですが、もう少し詳しくいてきましょう。

 

月経や排卵前にはエストロゲンの減少により、

セロトニンの分泌も減ります。

 

そうすると、セロトニンは血管収縮作用があるた

め、分泌量が減ると血管を収縮したい時に収縮

できず、血管が拡張されたままになる事で頭痛に

なるのです。

 

また、セロトニンは痛みを抑制してくれる作用が

あるため、減少してしまうと痛みに敏感にもなる

ため頭痛を感じやすくなります。

 

また、ストレスを感じるとノルアドレナリンなどの

増加により、拮抗するためにセロトニンが過剰に

分泌されて、脳を鎮静化して、ストレスをコントロ

ールしてくれます。

 

しかし、血管収縮作用もあるので血管が急激に収

縮されると、その反動により血管が拡張してしまう

ので頭痛として出る事もあります。

 

更には、ストレスが続くとセロトニン分泌も続くの

で、徐々に減少していき、そうなると血管を収縮す

る事が出来ずに、血管が拡張方向に行きやすくな

り、頭痛として感じるのです。

 

一般的にセロトニンは、良いイメージがあると

思いますが、過剰になると問題が実はある事を

知っておいてください。

 

それでは片頭痛に対して、栄養学の視点から

どのような栄養素でアプローチすれば解消する

のか見ていきましょう。

 

特に重要な栄養素は3つ

1 マグネシウム

2 ビタミンB群(特にB2)

3 オメガ3

になります。

 

それでは1つずつ解説します。(^^♪

 

最初のマグネシウムには、筋弛緩作用があります。

 

そのため、血管が拡張しても周囲の筋肉が緩んで

いる状態であれば、神経を刺激することがないの

で頭痛が軽減できるのです。

 

次にビタミンB群ですが中でもB2には、ミトコンド

リアを活性化する作用があります。

 

そもそも頭痛で悩んでいる方の多くは、ミトコン

ドリアそのものが弱っている場合がほとんどです。

 

そのため、ビタミンB2でミトコンドリアが元気に

なれば、頭痛が軽減するのです。

 

 

最後のオメガ3ですが、これらに含まれるDHA・

EPAは抗炎症作用があります。

 

そのため、片頭痛の時には炎症が起きている場合

がほとんどなので、頭痛の緩和につながります。

 

これら3つの栄養素を特に意識して摂るように

してほしいのですが、食事になると即効性がない

ため、サプリで補給することをおススメします。

 

食事では、普段からマグネシウムならほうれん草

やカカオ濃度の高いチョコレート、ビタミンB2なら

レバーキノコ、オメガ3なら青魚サーモンなど

を意識して摂るようにすると良いですよ。

 

ただし、足りていない物を補給する足し算的な

発想も大事ですが、なぜ足りていないのかを考え

てマイナスの要素を減らす引き算的な発想がより

重要になります。

 

というのも、マグネシウムが欠乏する原因に、

腸内環境やストレスが関係します。

 

また、ビタミンB群が欠乏する原因は、

糖質過多があります。

 

更に、オメガ3の欠乏は、食生活だけでなく、

慢性炎症が体のどこかで起こっていれば、

頭痛に回ってくるものが少なくなる事が

原因にもなります。

 

そして、これらの最大の黒幕には、副腎疲労

可能性も十分に考えられるのです。

 

というのも、副腎疲労になると、上記の栄養素が

欠乏する原因になってしまうからです。

 

この話は長くなるので、また別ブログで記載しますね。

 

副腎疲労を考えて、根本的に栄養学で改善方法を

考えるなら、ビタミンE、Cなども効果的になります。

 

ただし、ビタミンEは血流が良くなるので、ある程度

充足してくると逆効果になることがあるので、量・

頻度には注意が必要になります。

 

という事で、少し長くなりましたが今回は

頭痛のメカニズム、そして栄養学からのアプローチ

更には、原因の要因の黒幕まで・・・

とボリュームがありましたが、少しでも皆さんの

参考になれば幸いです。

 

 

〈最後に・・・〉

当院では、栄養学の視点からも

症状改善のアドバイスもしています。

 

というのも、私自身が分子栄養学認定

カウンセラーの資格を持っているのですが、

実際に自身でも栄養学の視点から様々な

症状に対して、実験して効果を感じており、

皆さんにのお役にも立てると確信している

からです。

 

西宮市内において、分子栄養学の視点からも

症状の改善を考えている珍しい【整骨院】でも

あります。(^^)/)

 

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     影山鍼灸整骨院 代表 影山大造