前回ブログで
坐骨神経痛の変化が出せるポイント
2つ目までお話しました。
それでは、
最後の③対側下肢・同側上肢へのアプローチとは
ここも重要なので、1つずつみていきましょう。
まず、対側下肢へのアプローチとは
患側の坐骨神経に問題があれば、健側の坐骨神経にも
何かしらの問題は起きています。
というのも、神経は脊柱部分で
左右の神経線維が脊髄を介して
つながっているからです。
(MSDマニュアルより)
そのため、健側の坐骨神経の流れを良くすると、
患側の坐骨神経の流れがよくなると言った事は
よくあります。
また、同側上肢も脊髄を通して下肢の神経線維と
つながっており、上肢の影響を受けてしまいます。
実際、坐骨神経痛の患者さんの多くは、
主訴以外での症状で、腕や肩に違和感を訴えて
います。
この場合は、上肢へのアプローチをする事で、
坐骨神経痛が改善する事が出来ます。
以上が、坐骨神経痛に対して変化を出すポイント
についてのお話でした。
もしあなたが坐骨神経痛で困っているのなら、
患部だけでなく体全体をみれる様になると
症状は劇的に変わってきますよ。
という事で、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『太極拳に学ぶ【含胸抜背(がんきょうばっぱい)】とは』
についてお伝えしますね。! (^^)!
〈余談ですが・・・〉
【50肩】でも同じような事が起きます。
と言うのも、患側の後に健側も50肩になると言った事が
よくあります。
これは、患側ばかり治療をしていると、
今度は健側にも元々少しは問題があったため
健側が50肩になるといった事があるのです。
酷い時は、患側が改善する前に
健側までなってしまうという事も
あるのです。
こうなるまえに50肩でも、対側への神経に
アプローチが必要になります。
(※西宮市内でも、患部だけでなく体全体を
みる事にも力を入れている治療院になります。(^^)/)
現在、『院』・『個人』インスタでも
セルフケアなどの健康情報を発信していますので
是非チェックしてみて下さい。
という事で、これからも皆さんに様々な角度から
お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 代表 影山大造
(※下記のインスタは、坐骨神経痛にも有効です)
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