前回ブログで
一般的な坐骨神経痛の原因・施術
についてお話しました。
それでは、
私が現在、坐骨神経痛をみるにあたり、
具体的にどのような視点から施術する事で
変化が出せているかと言いますと、
ポイントは3つあります。
①末梢神経でも末端へのアプローチ
②吻合してつながっている所へのアプローチ
③対側下肢・同側上肢へのアプローチ
になります。
それでは1つずつみていきましょう。
まず、①末梢神経でも末端へのアプローチとは
坐骨神経でも最末端へアプローチします。
これは、神経の特性に末端部の流れを
よくすると中枢部の流れも良くなる
といった特性があるからです。
そのため、足でも特に足趾の神経に
沿ってアプローチすると有効です。
また、最近では筋肉による神経圧迫では
【痛み】・【痺れ】は出ないと言われており、
【圧迫+牽引】の時に症状として出る事が
分かってきています。
そう考えても、やはり末梢を緩める事は、
効果的だと考えられます。
次に、②吻合してつながっている所へのアプローチとは
坐骨神経は元を辿ると、仙骨神経叢であり、
更には、腰神経叢とも吻合しているのです。
という事は、腰神経叢から出ている
【大腿神経】や【閉鎖神経】などに問題があっても
【坐骨神経】に影響が出るという事です。
ですので、坐骨神経以外の下肢の神経で
触診で問題がありそうな所にアプローチする事で
坐骨神経痛は大きく改善する事が出来ます。
最後の③対側下肢・同側上肢へのアプローチとは
と行きたいところですが、少し長くなりそうなので
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『【坐骨神経痛】を自分でケアする方法③』
についてお伝えしますね。! (^^)!
〈余談ですが・・・〉
【坐骨神経痛】と言うと、スポーツをしていない方が
多いイメージですが、実際はアスリートでも
多く見られます。
というのも、多くのビジネスマンアスリートは
毎日ハードにトレーニングだけでなく仕事もこなしており
体への負担が心身ともに大きくなっています。
そうなると、ストレッチを毎日少しずつ
取り組んでいる程度では、なかなかリカバリー
出来ていないんです。
ですので、
【マッサージガン】や【ローラー】などの
セルフケア道具を上手に使ってリカバリー
能力をアップする事をおススメしています。
(※西宮市内でも、【セルフケア道具】の指導
にも力を入れている治療院になります。(^^)/)
現在、『院』・『個人』インスタでも
セルフケアなどの健康情報を発信していますので
是非チェックしてみて下さい。
という事で、これからも皆さんに様々な角度から
お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 代表 影山大造