ストレッチしても変化が出ない時の原因と対策とは・・・

ストレッチを毎日しているのに、変化がなかなか

出ないとお悩みの方はいませんか?

 

 

今回は、ストレッチで確実に結果を出す方法

お伝えします。

 

いきなりですが、ストレッチで変化がでない原因は

筋肉だけにアプローチしているからです。

 

というのも、通常ストレッチをすると筋肉が柔らかく

なるため、直後はもちろん、その後も継続して柔ら

かくなり、更には可動域もアップしていきます。

 

しかし毎日、時間をかけて、人によっては1日2回

以上取り組んでいても変化が出ないという事は

原因が筋肉以外にあるからです。

 

もちろん使い方によって、すぐに硬くなり戻って

しまう事もあります。

 

それでは、筋肉以外にも原因が大きく3つあるので

みていきましょう。

 

それは

① 筋膜

② 皮膚

③ 神経

になります。

 

これらを大腿四頭筋の硬さを例にして、

各々みていきましょう。

 

                                                    (引用 fitness love より)

 

まずは、①筋膜です。

 

例えば、大腿四頭筋が硬くて、ストレッチを

毎日しているとしましょう。

 

しかし、大腿四頭筋のストレッチを毎日しているの

に変化が出ない場合、同じ筋膜のつながりである

腹直筋(おなか)や、大胸筋(むねの前)などが硬く

なっていることで、すぐに戻ってしまうのです。

 

この場合は、大腿四頭筋だけでなく、腹直筋や大胸

筋などをストレッチすることで、太ももの前と繋がっ

ている筋膜を全体的に伸ばすことができ、効率よく

目的の太もも前の筋肉を伸ばすことが出来るので

す。

 

またストレッチ後の戻りも少なくなり、少しずつ筋

肉が柔らかくなって、可動域も改善していきます。

 

次に、②皮膚です。

 

これは、大腿四頭筋の付着部が、骨盤の上前腸骨

棘から膝下の脛骨粗面にまで付いていることがポ

イントになります。

 

大腿四頭筋は骨盤から付着しているので、長時間

座っていると、常に縮んでいる状態になり、筋肉だ

けでなく皮膚まで硬くなります。

 

また、付着部は他の筋肉も合流するところなので、

いわゆる交差点になっており、血流も滞りやすくな

るのため、より硬くなりやすいのです。

 

この場合は、付着部付近の皮膚を引っ張り、縦横に

摘まんだまま揺らしてあげると、滑走が良くなり徐

々に緩んでくるので、目的の筋肉が伸びやすくなり

ます。

 

最後は、③神経です。

 

これは、筋肉が神経によって支配されている事が

ポイントになります。

 

という事は、神経で何らかの問題があれば誤情報

により筋肉は硬くなることがあります。そうすると、

ストレッチで緩めようと伸ばしても、上手く神経か

らの伝達が伝わらない為に、筋肉が伸びにくいの

です。

 

この場合は、神経の最初の出所は難しいので、逆に

神経の終点付近いわゆる足趾や下腿部、もしくは

体表に出てくる所で神経にリリースをかける事

ポイントになります。

(この場合は、大腿神経の枝である下腿部に行う)

 

自身で指で擦るのもよいですが、マッサージガンで

筋肉や皮膚にも刺激を入れながら緩める方法も

おススメです。

 

             (引用 くまのて接骨院より)

 

これら3つは、自身でも調整が出来ますが、もう

一つ自身では調整が少し難しい原因があります。

 

それが【関節】です。

 

というのも、大腿四頭筋は、骨盤から股関節・膝関

節を飛び越えて膝下についています。そのため、骨

盤部の仙腸関節、股関節、膝関節がスムーズに動

かなければ、筋肉だけが無理に引っ張られる形と

なり痛みが出たり、上手く伸びなかったりする事が

あります。

 

この場合は、動かなくなっている関節の動きを関節

包内運動や構成運動と言われる特殊な手技で動

を良くすることで、筋肉がスムーズに伸びるよう

なります。

 

これらの手技は、当院が施術を行う時に必ず行っ

ているAKA療法、オステオパシーなどになります。

 

ただ、問題のある関節付近の皮膚は硬くなってい

るので、皮膚を摘まんで緩めるだけでも、いくらか

は関節の動きを自分でよくする事ができます。

 

これら以外にも原因はあるのですが、自身で調整

しやすいものを中心に紹介しました。

 

もし皆さんが毎日ストレッチを取り組んでいて変化

が出ていないのであれば、これらの原因を一度

疑ってみて下さい。

 

そして、上記の解決方法を継続して取り組む事で、

悩みが解消するだけでなく、パフォーマンスまで

アップしているという思わぬ副産物もついてくる

可能性もありますよ。

 

 

と言う事で、今回はここまで(^_-)-☆

 

〈最後に・・・〉

私自身、数年前では柔軟性は全く

ありませんでした。

 

開脚はもちろん長坐位前屈では後ろに倒れそうに

なる程です。

 

ただ毎日数時間ストレッチをする様になり、少し

ずつ柔軟性は改善していったのですが、ある程度

から全く変化がでませんでした。

 

そこで、筋肉以外の原因に対しても毎日ケアする

ようになり、インスタに投稿している様な柔軟性が

30代後半からでも確保できたのです。

 

そして現在40歳を過ぎましたが柔軟性だけでなく、

パフォーマンスも確実にアップしています。

 

皆さんも、年齢や体質として諦めるのでなく、

自身の可能性も信じてみて下さい。

 

そうすると、必ず年齢や体質などに関係なく変化

するのでトライしてみて下さいね。(^^♪

 

当院は、西宮市内でも珍しい自身の

パフォーマンスアップにもこだわっている

整骨院になります。(^^)/)

 

現在、『院』・『個人』インスタでも

セルフケアなどの健康情報を発信していますので

是非チェックしてみて下さい。

 

という事で、これからも皆さんに様々な角度から

お役に立てる情報を発信していきますね!(*^-^*)

          

     影山鍼灸整骨院 代表 影山大造