前回までのブログが
少し難しくなってきたので
一度整理しますね。
食後の血糖値スパイクによる眠気は
【低血糖】によるものです。
そして血糖値スパイクを繰り返すと
血糖値を下げるホルモン「膵臓」が
だんだん疲労してインスリンが出なくなるので
【高血糖】になり「糖尿病」になります。
今度は、血糖値を上げるホルモンは
「副腎」がメインなので、下がった血糖値を
上げる事ばかりが増えて、頑張り過ぎると
【副腎疲労】になります。
それでは、血糖値スパイクを
起こさないための対策は3つ
① 糖質などを食べ過ぎない
② 食べる順番
③ 自律神経と整える
それでは、詳しく順番に
見ていきましょう。
① 糖質を食べ過ぎない
極端に糖質を取り過ぎる事で
急激に血糖値が上昇します。
そうすると、血糖値を下げる大量の
【インスリン】が必要になります。
また、インスリンの分泌が追いつかないと
一時的な高血糖になります。
これが血液検査でない【食後高血糖】になります。
このように、急激な上昇、一時的に血糖値が高くなると
反動で低血糖になり、眠気につながるのです。
② 食べる順番
食事の最初に、血糖値の上がりやすい
炭水化物などの糖質を食べると血糖値が
一気に上がります。
食べる順番は、まず野菜から
お肉や魚、ご飯と言った順番で
食べる事で急激な血糖上昇を
防ぐことが出来ます。
また、しっかり咀嚼かけることで
消化酵素も分泌されやすくるだけでなく
早食いによる血糖値の上昇を抑えることで
眠気を防げるのです。
③自律神経を整える
睡眠不足やストレスなどにより
自律神経が乱れると、内臓の働きは低下します。
そうなると、本来分泌される消化酵素や
ホルモンの働きが低下して、血糖値の上昇に
つながります。
睡眠時間の確保や、朝の散歩などにより
自律神経を整えることでも眠気は防げます。
少し長くなりそうなので
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『 食後の眠気がパフォーマンスを下げている??⑤』
についてお伝えしますね。!(^^)!
当院では、施術の中で
低血糖の有無についても
ヒアリングする事があります。
というのも、低血糖は思っているより
体への負担が大きいからです。
低血糖と言うと
朝が弱いとか、元気がないとかをイメージしますが
一見分かりにくい食後の低血糖は、多くの筋肉や関節に
間接的に影響してくるのです。
(※西宮市内でも、【食事指導】にも
力を入れている治療院になります。(^^)/)
という事で、これからも様々な角度から
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造