前回ブログで
『FW ソンフンミン選手の肩甲骨』
についてお話しました。
今回のブログは
肩甲骨が外放する事でのメリット
についてお話をします。
それでは、肩甲骨が外放する事で
得られる5つのメリットは
①肩甲骨と上腕骨がセットで動いてくれる
これは『甲腕一致』と言われ、
上腕骨と肩甲骨の関節面同士が
ピタッとはまっている状態になります。
そのため、肩の靭帯や筋肉が
バランスよく支えられている状態になり
肩関節が安定します。
それにより、強い筋力以外の
関節の力も活かす事が出来るのです。
(=関節間力)
②肩関節の外旋操作がしやすい
これはニュートラルにある事で
外旋方向の力がかけやすくなります。
これは以前のブログでもお伝えしたように
肩関節は外旋方向の力を使う事で、内旋方向で使うより
3倍近く強い力が発揮できます。
多くの人は、肩甲骨を背骨に寄せ気味で
肩関節が内旋、もしくは猫背で肩関節まで内巻きで
内旋しているパターンがほとんどです。
③アウターマッスルが劣位、インナーマッスルが優位である
これは、三角筋や大胸筋などの
表層の大きい筋肉=アウターマッスルの活動が抑えられ、
前鋸筋などの深層の中~小の筋肉=インナーマッスルが
明らかに優位になっています。
そうなる事で、関節が安定して
余計な力みが抜けている状態になります。
少し長くなりそうなので
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『アジア最高のFWソンフンミン選手に習う肩甲骨の使い方 ③』
についてお伝えしますね。!(^^)!
当院では、身体操作を指導するだけでなく
スタッフも肩甲骨の使い方を練習しています。
というのも、セラピストの身体操作が
治療効果につながるからです。
セラピストのイメージしている通りに
身体が動かせなければ、どれだけ技術や理論を
練習・勉強しても効果が思うように出ないのです。
肩甲骨をイメージ通り動かせると
仙腸関節や腰仙関節由来の難しい腰痛であっても
繊細に関節を操作することが出来ます。
(※西宮市内でも、【肩甲骨の使い方】にも
力を入れている治療院になります。(^^)/)
という事で、これからも様々な角度から
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造