前回、「みぞおち(鳩尾)を丸める」
必要性についてのお話しました。
今回のブログは、どのように
みぞおちを丸めるかお話していきます。
その前に、正しい方法を理解するために
「背中を丸める」と「みぞおちを丸める」の
違いから説明していきます。
実際、患者さんにも
同じ質問を何度も聞かれますので
皆さんの中でも疑問に感じている方は
いらっしゃるのではないでしょうか。
まず、背中を丸めるとは、背骨全体が
丸まってしまうので、狭義の体幹部分も
崩れてしまいます。
※狭義の体幹とは・・・「腹腔」と言われるお腹の内臓がある空間になります。
また胸椎が後弯(丸くなる)して
肩甲骨がやや外転します。
逆にみぞおちを丸めるとは
胸椎は少し丸くなる程度で
肩甲骨がしっかり外転しています。
また狭義の体幹部分にあたる
胸椎11番から腰椎3番が安定させます。
そうすると腰椎4番・5番は
自然と安定します。
更に、胸の前にある大胸筋や
お腹の表面の腹直筋が抜けて
インナーマッスルで体を支える事に
なります。
そして、みぞおちを丸める事で
骨盤底筋群と横隔膜が働きやすく
なります。
また、横隔膜とつながっている
「大腰筋」も効くようになります。
更には
「骨盤底筋群」は股関節を通して
「内転筋」・「ハムストリング」へと
つながっています。
また「横隔膜」は、「腹斜筋~前鋸筋」へと
つながっています。
という事は、みぞおちを丸める事が出来ると
体幹と上半身・下半身のインナーマッスルを
つなげて効率的に使う事が出来る ようになるのです。
それでは、みぞおちを丸めるコツをお伝えします。
それは・・・
少し長くなってきたので
今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『 みぞおちを丸めるとは・・・③ (質問編)』
についてお伝えしますね。!(^^)!
当院では、施術の中で
筋膜のつながりもお伝えしています。
というのも、筋膜のつながりを理解する事で
セルフケアはもちろん、トレーニング効果も
UPさせることが出来るからです。
実際に、胸の前を緩めるにあたっても
筋膜のつながりを利用して太ももの前を緩めて
より緩みやすくするといったことが出来るのです。
そうすると
ただ硬い所をストレッチするだけでなく
もっと体全体をみて、自分の負担がかかっている所が
分かるようになるので楽しくなってきますよ。
(※西宮市内で、施術において筋膜のつながりを
意識している整骨院になります(^^)/)
という事で、これからも
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造