前回ブログで
「ストレッチ」だけを継続する事の
問題点についてお伝えしました。
今回のブログでは
「産後に生じる身体の問題点」を
見ていきましょう。
それでは産後に生じる
身体の問題点のメカニズムはというと
まずは、産後の身体も筋肉が伸びきっている
状態だという事です。
更に、産後の場合は筋肉だけでなく
靱帯までもが伸びきってしまっている
状態なんです。
というのも、出産の際に
特に骨盤底筋群が伸ばされます。
靱帯はホルモンの作用により
弛緩しているのである程度は戻りますが
最初よりかは緩くはなります。
また、筋肉は靱帯のように
そのままにしていても、いくらか戻る
という事はありません。
この状態のままにしていると
関節(骨格)が不安定になり
腰痛や肩こりなどが出てくるのです。
そのため
伸びた筋肉を収縮できるように
トレーニングをして骨格を安定させる
必要があるのです。
この様に
ストレッチだけを継続するデメリットと
産後の状態をそのままにしているデメリットの
共通点が筋肉が伸びきってしまうという事は
お分かりいただけたと思います。
それでは、これらの対策にも
共通点があります。
それは、腹圧を高めるという事です。
この腹圧とは、狭義の『体幹』部分の圧になります。
もう少し詳しく説明すると
「腹腔」と言われるお腹の内臓がある
空間になります。
上は、横隔膜、背中側は多裂筋
お腹側から背骨にかけてコルセットの様に腹横筋
下は骨盤底筋群で囲まれた空間になります。
この4つの筋肉をしっかり働かせることで
ストレッチや産後に生じる身体のデメリットを
防ぐことが出来るのです。
それでは、どのように
トレーニングをしていくかというと・・・
少し長くなってきたので
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『ストレッチと産後に生じる身体の問題の共通点とは?? ③ 』
についてお伝えしますね。!(^^)!
当院では
セルフケアの指導において
「腹圧の高め方」も積極的に
お伝えしています。
というのも、ウェイトトレーニングなどの
高負荷のトレーニングをしていないと
なかなか腹圧の高まった感覚が分かりにくい
知らないといった場合が多いからです。
腹圧が上手に高めれないと
「腰痛」や「股関節・膝関節の痛み」などにも
つながるのです。
そのため、腹圧の高め方を積極的に指導して
体幹が安定する感覚をお伝えしています。
腹圧が上手に高めれると
自分の手足が軽くなるんですよ!!
(※西宮市内で、日常生活でも使える
体幹トレーニングを指導している整骨院です(^^)/)
という事で、これからも
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造