前回のブログで
男女の臓器や形状の違いからの
原因をお話しました。
今回は、女性ならではの意識からの
要因についてです。
女性の場合、【美意識】からも影響します。
というのも、椅子に座っていても
足を広げて座る人は少なく
閉じていると思います。
そうすると股関節を内転、内旋位に
固める原因になります。
また、地べたに座る時も、あぐらをかく人は少なく、
崩して座る横座りをしている方が多いです。
この場合は、片側がより内転・内旋しているので
片側だけが固まります。
また、お姉さん座りは
両側が内転・内旋になります。
このように内転、内旋位になると
関節の適合性だけで考えると良いのですが
股関節を靱帯や深部の筋肉で支えていないので
特定の箇所だけに負担がかかってしまうのです。
そして、あぐら(胡坐)は外転・外旋と言われる
ポジションになるので、正反対の動きになります。
なので変形性股関節症のリスクをチェックする方法として
あぐらは非常に参考になります。
現在、あぐらがかきにくい、または片側だけが
可動域が狭くなっている場合が、要注意です。
症状が進行してくると、あぐらをかけなくなり
痛みも出始めるので、その前段階で改善しましょう。
今後のブログで、解決策のポイントについて
お伝えしていきますので、その際はチェックしてみて下さいね。
今回は、3部に分けて変形性股関節症が
なぜ女性に多いのかを解説してきました。
実際の臨床でも
20代~30代と若くても胡坐がかきにくい
という患者さんを多く見てきましたので
年齢に関係なく女性は注意して下さいね。
また以前のブログに
変形性股関節症の原因に食事からの影響もある
と書いていますので、気になる方は
是非チェックしてみて下さい。
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『あなたの食事、本当に『吸収』出来ていますか??①』
についてお伝えしますね。!(^^)!
当院では、治療だけでなく
【普段の座り方】についても
指導する事があります。
というのも、1日で座っている時間は長く
普段の姿勢が、症状にプラスにもマイナスにも
働くからです。
なので、正しい座り方を指導する事で
症状が少しでも早く改善するように指導しています。
股関節痛はもちろん腰痛や肩こりなども
座り方で症状が変化するんですよ。(+_+)
(※西宮市内でも、座り方の指導にも
こだわっている整骨院だと思います(^^)/)
という事で、これからも
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造