『変形性股関節症』は、なぜ女性の方が多いの??②

前回のブログで

女性は生まれもって臼蓋が浅い人が多いので

変形性股関節症になりやすいと言うお話でした。

 

今回は、それ以外の要因についてです。

 

それでは、まず臓器の重さに違いあります。

というのも、女性の場合は

骨盤内に子宮や卵巣などがあるので

男性よりも臓器が多いので重くなるのです。

 

 

そのため、股関節により重みがかかってくるのです。

 

次に、男性と女性は骨盤の形状が

違うことも関係してきます。

 

男性は横幅が狭くハート型で

女性は横幅が広く卵型になります。

 

これは、女性の場合は骨盤内に存在する

臓器の種類が多い事と、出産をスムーズに行うために

幅広に設計されています。

 

 

ただ、ワイドな骨盤になるという事は

股関節面がより外に張り出します。

 

という事は、普通に足を中央に寄せると

股関節は男性と比べ、内転と内旋がきつくなります。

 

そうなると関節の適合性が上がるのですが

靭帯や深部の筋肉が機能しにくいので

関節部分に過度に負担がかかります。

 

更には

男性の場合、骨盤底には肛門が1つだけですが

女性の場合、骨盤底には肛門以外に尿道、膣と

3つも穴があるのです。

 

そうなると、女性の方が

骨盤底筋群も複雑な構造になります。

 

なので、骨盤底筋群を意識して鍛えないと

緩みやすいんです。

 

 

また、出産をした人は、出産時に伸びきってしまい

もっと緩んでいるのです。

 

病院で、産後の骨盤トレーニングを指導するのは

そのためだったんですね。

 

そして女性ならではの美意識からも影響します。

 

それは・・・

 

少し長くなりそうなので

はい、今回はここまで(^_-)-☆

 

【次回ブログは】

『変形性股関節症』は、なぜ女性の方が多いの??③

についてお伝えしますね。!(^^)!

 

当院では、治療だけでなく

セルフケアにも力を入れています。

 

というのも、治療で出来る事には

限界があるからです。

 

今回のブログにあるように、骨盤底筋群の緩みによる

「股関節痛」「腰痛」、また「膝痛」として出る事もあり

この場合は、施術で症状の軽減を行いますが

トレーニングも必須になります。

 

このように機能が落ちてしまった所は

施術だけでなく筋肉を教育する必要があるからです。

 

そうする事で、症状の軽減だけでなく

根本から改善されて、再発しない体になるのです。

 

(※西宮市内で、かなりセルフケアに力を

入れている整骨院だと思います(^^)/)

 

という事で、これからも

皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!

 

感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)

          

        影山鍼灸整骨院 院長 影山大造