前回のブログで
あなたの【思考】や【考え方のクセ】が
慢性的な辛い症状の原因になる可能性が
ありますよとお話ししました。
今回は、その続きになります。
近年、慢性腰痛の原因は【脳の誤作動】が
影響しているのではと言われていますが
そのメカニズムを見ていきましょう。
本来、痛みなどの症状が
なかなか治らないと脳が過敏になります。
というのも、強い痛み・違和感が繰り返し感じ続けると
痛みなどを感じるセンサーの感受性が上がり
普段なら痛み・違和感を感じない刺激でも
敏感に症状として感じてしまう様になります。
さらに※現状を受け入れることが出来ない
なかなか治らない事での将来への不安などにより
交感神経が優位になり、痛みを抑えてくれる
ホルモンの分泌異常や血管収縮がおきます。
その結果
痛み・違和感を強く感じるといった
【脳の誤作動】が起きます。
※現状とは、腰痛であること・自分だけがなぜと言った事です
そして症状が続くと自律神経が乱れていくことで
睡眠障害・不安・うつ感などが出現して
より痛み・違和感を強く感じやすくなる
と言った悪循環が起こってしまうのです。
ここまでを整理すると
【慢性的な辛い症状により自己肯定感が低くなる事】と
【慢性的な辛い症状で起きる脳の誤作動】は
鶏が先か、卵が先かと同じで、入り口は違えど
途中からは同じ流れになります。
という事は【脳の誤作動】の背景には
【自己肯定感】が大きく関係していると
言えるのではないでしょうか。
※決して、慢性腰痛の原因全てが【脳の誤作動】と言う意味ではありません。
それならば自己肯定感を高める事で
脳の誤作動を減らして、症状が軽減できる
可能性があるのです。
それでは、自己肯定感を高めていく方法はと言いますと・・・
少し長くなりそうなので
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『自己肯定感』と『痛み』の関係④ (重症患者さん向け)
についてお伝えしますね。!(^^)!
当院では、治療だけでなく
食事・栄養指導をする事もあります。
というのも、【腸の状態】が
「思考」や「考え方」に影響するからです。
これは腸脳相関と言われ
腸が悪玉菌優位になると、脳で不安感が増して
ネガティブな思考になることがわかってきています。
ですので、患者さんの食事をヒアリングをして
様々な視点から、症状の背景をみていきます。
(※西宮市内でも、食事・栄養のヒアリングをする
整骨院は少ないと思います(^^)/)
という事で、これからも
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造