今回のブログは
【身体操作シリーズ】の肩編になります。
皆さんは日常生活で
腕をよく使うことがありますよね。
そんな時、肩関節は
どういった意識で使っていますか?
実は、肩関節は、〇〇方向に力を入れて使う事で
驚異の力を発揮してくれるのです。
それでは、どのように肩関節を使うかと言うと
答えは『外旋』で使います。
(※矢印で言うと、下から上の方向に動かしたポジションです。)
というのも、理由があるのです。
まずは、人類の進化の過程を考えます。
人類は、魚類🐟→両生類🐸→哺乳類🏃♂️と進化を遂げてきました‼️。
(※H24年までは教科書には、爬虫類も含まれていましたが変更になりました)
この進化の中で、
骨格も変化していきましたが、
機能は残っているものもあるのです。
例えば、【尾骨】はもともと尻尾(しっぽ)でしたが、
退化して短くなっています。
ただ、尻尾で重心をコントロールする機能が、
形は変わっても尾骨には機能が残っています。
そして、尾骨は仙骨と連結しているので、
普段の姿勢で、仙骨が後ろに倒れて固まってしまうと
尾骨も正しい位置からズレてしまいます。
そうなると、正しく重心をコントロール出来なくなり
姿勢が崩れていくのは、進化の過程に理由があったのです。
また、今回の肩関節も、
両生類の機能が残っているのです。
両生類の前足を見て下さい。
必ず、外旋してますよね。
分かりにくければ両生類から進化した
下の爬虫類でも大丈夫です。
(※爬虫類は、両生類が進化したものなので大丈夫です。)
両生類は、そのポジションで関節が安定することを
感覚的に知っているんです。
そして、人類の肩関節を
解剖学的に見てみると・・・
少し長くなりそうなので
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『肩関節は、〇〇方向に力を入れて使おう!!②』
についてお伝えしますね。!(^^)!
当院では、施術はもちろん
【身体操作】も指導しています。
というのも
身体操作を覚えるだけで
症状をコントロールすることが
可能だからです。
今回の肩関節の正しい方向を覚えることで
【五十肩】 や 【肩痛】といった方の症状だけでなく
【テニス肘】、【腱鞘炎】といった肩より末端の症状でも
負担が軽減できます。
(※西宮市内でも、施術のなかで【身体操作】まで
指導している治療院は少ないと思います。(^^)/)
という事で、これからも様々な角度から
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造