今回は、前回のブログの続きになります。
前回、【腸漏れ】=リーキガット症候群とは、
腸内環境が崩れて腸の粘膜を守っている警備兵(=善玉菌)が
侵入者(=悪玉菌)に倒され、腸の防御壁も壊されてしまいますよ
というお話でした。
今回は
腸が悪玉菌に制圧され、腸の壁が壊される原因について
お話していきますね。
それでは、原因はと言うと
・日常のストレス ・NSAIDs(ロキソニンやバファリンなど)
・カゼイン(牛乳) ・ジャンクフード ・グルテン(小麦)
・食品添加物、人工甘味料 ・アルコール、カフェイン
・制酸薬 ・薬(痛み止め、抗生物質、ステロイド、ピルなど)
・過食などの消化不良 ・砂糖の多く入ったお菓子
など
非常に多岐にわたります。
どうでしょう、ほとんどの方が複数
該当しているのではないでしょうか?
そうなると、腸内環境が崩れて、腸壁が壊れた事で
腸に穴が開いてしまい、未消化の食べ物や毒素などが
血管に漏れ出てしまうのです!!
その結果、血液に乗って、あなたの体の色々な所に
流れ込み、さまざまな不調を引き起こす原因になるんです!!
実際、腸漏れを起こしている人は
程度差はあるものの日本人の7割いるとも言われていますが
複数該当している人がほとんどであれば納得できますね。(+_+)
また、スポーツ界においても
これらの原因によって起こる不調で
パフォーマンスが下がることに
注目した世界的な選手がいました。
それがテニスのジョコビッチ選手です。
ジョコビッチ選手は、リーキーガットの原因になる
グルテン(小麦)を取り除いてから(グルテンフリー)
成績が急上昇、そして遂には世界NO1になったのです。
そして、今や多くの一流アスリートも
実践するようになり、日本人ではK-1の武尊(たける)選手も
取り入れているようです。
このように、身体感覚に優れているトップアスリートは
明らかな症状のあるものだけでなく
パフォーマンスにも影響している事が
感覚的にわかるのかも知れませんね。(^^♪
ここまで、症状、病態、原因についてお伝えしましたが
最後はどうやって改善していくかというと・・・
はい、少し長くなりそうなので
今回はここまで(^_-)-☆
次回ブログは
『あなたの不調は、『腸漏れ』が原因??③』
についてお話していきますね
当院には、スポーツ障害の患者さんも
多く来院されます。
スポーツにおいても、腸の状態が
パフォーマンスに影響を与えることを
お話しています。
というのも、腸腰筋や腹横筋など
スポーツにおいて重要と言われる
体幹部の筋肉のそばに腸があります。
と言うことは、腸の状態が良くなければ
すぐぞばにある腸腰筋や腹横筋などの状態も
少なからず影響を受けるからです。
そして、体幹部が機能しないことで
末端に負担がかかり「テニス肘」や「野球肩」
「オスグット」などにもつながるのです。
(※西宮市内でも、お腹の状態(内臓)から症状に対して
アドバイスをしている整骨院は少ないと思います(^^)/)
これからも様々な角度から
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造