前回のブログで
ビタミンBは単独では効果を発揮しにくいので
お互いを補助しながら働く特徴から
コンプレックス(複合摂取)する事
が重要になりますよ、とお話しました。
今回は、
各ビタミンBがどういった働きをするか
からお話しますね。
①B1・・・糖の代謝に働く
②B2・・・3大栄養素の代謝に働く
③ナイアシン・・・糖質・脂質の代謝に働く アルコール分解時にも働く
④パントテン酸・・・エネルギー代謝を助ける
⑤B6・・・アミノ酸(タンパク質)の吸収と代謝に働く
⑥B12・・・赤血球の生成に関与
⑦ビオチン・・・糖の代謝を助ける
⑧葉酸・・・ビタミンB12を協力して赤血球をつくる
この様に、非常に多くのエネルギーを作るのに
関与している事がわかります。
と、まあ教科書やネットには
だいたい上記の事が書かれています
がしかし、実際はもっと複雑なのです。(+_+)
例えば、疲労回復にはビタミンB1が良いので
豚肉を食べようと良く書いています。
しかし、糖からエネルギー変換をするにあたって
ざっくり2段階の工程があります。
その1段階目の工程で
ビタミンB1が必要であり
2段階目の工程では
他の種類のビタミンBが必要になります。
なので、決してビタミンB1を取っているから
疲労回復に直結するわけではなかったんです。
そして、前回のブログと
これまでの話をまとめます。
○○だから、ビタミンBの□□を摂取する
といったビタミンB群を単体で考えるのではなく
8種類のビタミンB群をバランスよく
なおかつ体外に排出されやすいので
毎日コンスタントに摂取する必要があります
というお話でした。
(※当然、エネルギーの材料である糖質・脂質・タンパク質を摂取している事が前提ですよ!!)
皆さんもビタミンB群をバランスよく摂取して
慢性疲労を吹き飛ばしましょう!!(^^♪
はい、今回はここまで(^_-)-☆
【次回ブログは】
『ホエイプロテインも種類があるけど、どれが良いの⁈①』
についてお伝えしますね。!(^^)!
当院では、治療だけでなく
栄養指導をする事もあります。
というのも、SNSやインターネットの流通により
多くの情報が簡単に手に入るようになりました。
しかし、断片的な情報が多く、総括的に書かれているものが
少ない傾向にあります。
そうなると、「木を見て森を見ず」になってしまい
腰痛であれば症状だけをみてしまっているので
なかなか結果が伴わないなんて事がよくあります。
ですので、栄養指導においても
患者さんの結果だけを見るのではなく
その原因の背景まで考えて
対策をお伝えしています。
そうする事で、対症療法的な治療ではなく
本当の意味での根本治療になるのではと
私は考えています。
(※西宮市内でも、症状だけを見るのではなく、その背景まで
しっかり考えて治療している治療院は少ないと思います(^^)/)
という事で
これからも様々な角度から
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。(*^-^*)
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造