皆さん、暑い時期になると【熱中症対策】として
水分摂取を意識している人も多いのではないでしょうか?
以前のブログに『水の重要性』について書きましたが、
「水分補給=水」になっていますか?
今回は『水』以外で、水分を補給するデメリットについてです。
まず、皆さんが飲まれている飲み物はおおよそ5つに分類されます。
① 清涼飲料水・スポーツドリンク
② コーヒー・お茶
③ アルコール
④ 水道水
⑤ ミネラルウォーター(ウォーターサーバや市販・浄水器など)
そして、【水分補給】として換算されるのは⑤のミネラルウォーターだけです!!
その理由を理解するために、1つずづみていきましょう!
①の清涼飲料水やスポーツドリンクには、
多くの糖が含まれています。
中でも問題なのが、
【液糖】と呼ばれるシロップ状の合成甘味料です。
よくペットボトルの成分表示に
【果糖ブドウ糖液糖】・【異性化果糖】などがこれに該当します。
こうした液糖は摂取するとすぐに吸収されるので、
一度に多量飲むと血糖値が一気に上がるリスクがあります。
急激に上がった血糖値は、急激に下がります。(=血糖値スパイク)
それに伴い、血糖値が上がると気持ちは高揚して、
血糖値が下がるとガクンと気持ちが下がります。
血糖値が急激に下がると、
また液糖が入った飲料が欲しくなり摂取する
と言った負のループに入ってしまうんです!
そして、これを繰り返していると、
血糖値をコントロールする副腎や膵臓への負担↑↑
糖質過多による血流量の低下
更には、精神的にも不安定になり、
自分で感情のコントロールが出来にくくなるという事があります。
②のコーヒー・お茶には、
多量のカフェインが含まれています。
カフェインには覚醒作用があるので、
お仕事中やトレーニング前に摂取している方も多いのではないでしょうか?
ただ利尿作用があるので、水分が出ていきやすくなります。
また、適量であればリラックス効果もあり良いのですが、
ストレスがあって、カフェインで無理に体を覚醒し続けると
交感神経が優位になり自律神経がだんだんコントロール出来なくなる
という事があります。
少し長くなってきたので、今回はここまで(+_+)
①飲料水・スポーツドリンク、②お茶・コーヒーは
水分補給には不向きなのはわかりましたか?
決して飲まないでと言うことではなく、
水分補給としてではなく嗜好品として考えてみてくださいと言う事です。
今回はここまで(^_-)-☆
『水分補給』について、まだまだお伝えしたいことが一杯なので
続きは、またブログをチェックしてくださいね!!(^_-)-☆
当院では、分子栄養学をベースに
患者様へのアドバイスもさせて頂いています。
(※西宮市内でも、分子栄養学の視点からも
症状を考えている治療院は少ないと思います(^^)/)
実際に、コーヒーでしか、ほとんと水分補給をしていない【腰痛患者】さんが
水に変えて水分量を増やしてから
症状が軽減、そして治療効果が出やすくなる
という事は良くありますよ!(^_-)-☆
これからも様々な角度から、
皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね!
感想や症状の事など、メッセージお待ちしてます。
【次回ブログは】
残りの、③アルコール と ④水道水のデメリット についてをお伝えしますね。!(^^)!
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造