トップアスリートと呼ばれる人達は、
パフォーマンス(競技力)を最大限に高めるために
24時間の行動1つ1つに、【身体意識】を高めて、
どうすればパフォーマンスアップにつながるかを徹底して考えています。
例えば、女子サッカーなでしこジャパンの永里優季選手は、
・朝起きたときの顔を洗うとき
・歯を磨くとき
・買い物に行って荷物を持つとき
これらを何気なく行うのではなく、全てどうすればパフォーマンスアップにつながるかを考えていると、
以前、NHKの番組で言ってました(^^)/
こうした永里選手のプロとしての意識の高さは、まさにアスリートの鏡ですね!!
また、こういったアスリートの考え方に通じる言葉に、
『行住坐臥』(ぎょうじゅうざが)
という禅の言葉があります。
これは日常生活のすべてが修行であり、
とくに規律と作法を忘れてはならないという意味です。
禅宗では、
「行く」、「住まう」、「坐る」、「寝る」という日常の行動を四つの威儀と言い、
日常生活のすべてを指しています。
という事は、
朝起きて顔を洗う ・ 食事をいただく ・ 歩く ・ 坐ること など、
すべてが修行であり、日々の自分の言動を振り返ることや、
礼儀や作法にかなった立ち居振る舞い・行動をすることが大事だと言えます。
これは言いかえるなら、
「正しい生き方をするためには、日常生活のすべてに意識を傾けましょう」
というものです。
これは治療においても、重要な考え方だと私は考えています。
どれだけ良い施術を受けたとしても、
普段の食事や生活姿勢、態度が正していなければ、
治療効果も思うように得られません。
というのも【施術】をしている時間は
1日24時間のうちのわずかな時間でしかなく
残りの時間が大半を占めます。
という事は、
残りの時間をどう過ごすかでが、結果が大きく変わってくるので
日常生活のすべてが重要になってくるんです。
もし治療効果が思うように感じないのであれば、
一度、自身の行住坐臥(=日常生活)を振り返ってみるのも
良いかもしれませんね。
デスクワークでの姿勢や下のものを拾う時など、
腰痛患者さんであれば、無意識に行っている何気ない動作にも
改善点はいくつも見つかるものです。
私たちの院では、治療はもちろんですが、
日々の生活習慣から改善するポイントもお伝えしています。
(おそらく西宮市内でも日常生活やスポーツにおいての
身体操作にはかなり力を入れています(^^)/)
もし、お悩みの症状を「根本から本当に治したい」と思っていたり、
どこに行っても治らないとお悩みでしたら、
私達が新しい扉を開くアシストをしますので、是非一度ご相談ください!!
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造