今回は、三大栄養素のひとつである
タンパク質=プロテインの重要性についてです。
まず、タンパク質は英語でプロテインと言いますが、
これはギリシャ語のプロテイオスが語源となっています。
このプロテイオスとは
『もっとも大切なもの』という意味になります。
また、人の体の約60%は水分で、
約20%はたんぱく質からできています。
(残りは、脂質が約15%・ミネラルが約5%)
という事は、水分を除けば、
体の半分はタンパク質で構成されているんですよ!!
そして、体内のたんぱく質は、
筋肉・内臓・皮膚・爪・毛髪などを作っています 。
そうなんです、
あらゆる細胞の源が、実はこの『たんぱく質=プロテイン』なんです。
昔の人達は、感覚的にそれを知っていたのかも知れませんね。
また、更に歴史をさかのぼると
人類が誕生したのが約200万年前、
そこから私達の祖先は、狩りによって動物(肉)や魚介類といった
動物性タンパク質が中心の食事をしていました。
そこから、人類が穀物(炭水化物)を主食とするようになるのは、
農耕文化が始まったとされる約1万年前よりも後のことです。
そして、日本列島に稲作が本格的に伝来したのは
約2800年前の縄文時代になりますので、
人類が誕生してから大半の期間はタンパク質が中心の食事であり、
人類の成長過程においても
重要だったことがお分かりいただけると思います。
そして、現代の私たちで考えても、
当然タンパク質は重要であり、
治療やトレーニングおいても同じ事が言えます。
それはもし、あなたがぎっくり腰で
筋肉や靱帯を痛めたとしても、
タンパク質を摂取していなければ、
筋肉や靱帯が修復できません。
そうなると治療効果も思うように出ないのはイメージできますよね。
また、パフォーマンスをアップさせようとトレーニングに励んでも、
タンパク質を摂取していなければ筋肉が発達しませんよね。
という感じで、「治療」においても「パフォーマンスアップ」においても
『タンパク質=プロテイン』は重要だということです。
当院では、分子栄養学を参考に
患者様へのアドバイスもさせて頂いています!
(※西宮市内でも、分子栄養学の視点から
症状へのアドバイスをしている治療院は少ないと思います(^^)/)
これからも様々な角度から、皆さんのお役に立てる情報を発信していきますね👍
また気になる事があればいつでもご連絡くださいね📩
【補足】
人類はタンパク質を多く摂取していましたが、
イモ類やドングリなどで炭水化物も多く摂取していたことがわかっています。
当院は、決して糖質がダメ、制限しろというわけではないですが、
現代人は特に糖質過多、低たんぱく質が目立つので、
タンパク質を増やして、糖質の種類と量はコントロールしましょう
とお伝えしています(^^)/
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造