今回は、世界各国で翻訳された超ロングセラー
📚著 リズ・ブルボー 『からだの声を聞きなさい』 をご紹介します。
この本を読むことで、
【不調や病気というのは、体から送られたサイン】
だということが理解できます。
また、私自身も過去の経験を通して
体からのサインに気付くことが出来たからです。
というのも私は、
長年、腰痛に悩まされてきました。
以前は、腰が痛いと
湿布貼ったり、ひどくなると整形外科や治療院でマッサージや電気を当ててもらっていました。
いわゆる対処法で、その場をしのいできた感じです。
そして、セラピストになった頃からは、
「○○の筋肉が硬くなっている」 や 「使い方が間違っている」 と言ったところまでは
わかるようになりました。
が、しかし・・・
それでも、腰痛が完治することはありませんでした。
普段の生活レベルでは問題ないのですが
スポーツなどで、負荷がかかった時には
やはり腰痛が出ていたのです。
結局は、
症状が治まってもまた繰り返すといった感じで、
根本的には何も変わっていなかったのです。
それならば、
「○○が硬くなる原因は何なのか、上手く使えないのはどうしてなのか??」
を考えるようになっていったのです。
そして、まだ後ろに黒幕が潜んでいるはずだと・・・
そう考える様になってから、
改めて腰痛以外で自分のからだの不調を考えたときに
自分がお腹が弱かったことや感情的になりやすくストレスを感じやすかった事を思い出し、
実はそういった背景も影響している事がわかりました。
そうなんです。
実は、体はずっと前から、
いろいろな形でサインを出してくれてたんですね、そして私に教えてくれていたのです。
その後、全国各地の勉強会やセミナーに参加したり、
専門書を読みあさった結果
内臓からの影響で様々な症状が出てくることもわかりました。
また、内臓の不調には
自身の行動や思考が自律神経を介して影響して、
腰痛が出ることもわかりました。
こうして、ようやく自身の不調や病気が、点から線につながったのです。
それから数年後に、
自身の経験、考えをまとめてくれたかの様な本に出会いました。
それが、
この 『からだの声を聞きなさい』 という本だったんです。
これらの経験をきっかけに
当院では、問診・検査に時間をかけるようにしています。
根本から治療するには、
症状を見るだけでなく、その患者さんの「思考や行動」
またその背景まで考えることが、
必要だとわかったからです。
実際に
問診・検査、また治療中に話を聞いていると、
その方の趣味嗜好から、行動や考え方のクセなど、いろいろ分かるものです。
私たちは、様々な視点から皆さんにアドバイスさせて頂いていますが、決して強制はしません。
患者さん自身に何か気付いてもらうきっかけに私達がなれればと思っています。
最後に
不調や病気になった時は、
まさにあなたにとってチャンスです。
病気というサインに
どんなメッセージが含まれているかを解読し、
病気を送ってくれた体からのサインに感謝することが大切です。
その時こそ、
心の原因を見抜き、
過去最高の自分へと飛躍することができるからです。
是非、不調や病気をポジティブに捉えて頂き、
共に 『理想の自分』を目指して頑張っていきましょう!
影山鍼灸整骨院 院長 影山大造